北九州市のショッピングモールのクロサキメイトが2020年春での閉店を発表いたしました。
運営会社の黒崎メイトは今年の1月にすでに破産となっておりますがクロサキメイトの譲渡先がきまらない中で老舗のショッピングモールの閉店が決まったかたちです。
テナントが80店舗以上入っている大型のショッピングモールの閉店は地域経済に悪影響を及ぼすと予想されております。
クロサキメイトの破産・閉店予定に心が沈む。緊急会議を設けて欲しい。写真右に映る消費者金融の看板が「今」を映し出している。「『住みよい街』」をうたう北九州市において JR駅を降り まず目に入るのがパチンコ店なのは如何なものか」という声も以前から出ている。都市景観は都市の発展にも影響する https://t.co/9ue6bNWE1G
— 村上さとこ@北九州市議会議員 (@murakamisatoko) January 24, 2020
クロサキメイト閉店理由は?
クロサキメイトの閉店に関しては九州朝日放送が以下のように報じております。
今年1月に破産申請した北九州市黒崎駅前の老舗ショッピングモール「クロサキメイト」が、譲渡先が見つからず、来月末での閉店が決まったことが、3日わかりました。
運営会社「黒崎メイト」は財政状況の悪化から1月に破産申請し、4月末での閉店を発表していました。
保全管理人によりますとこれまで上場企業や地元企業を含む70社以上に、建物の賃貸借契約と事業の譲渡を打診していましたが、見つからず、予定通りクロサキメイトを閉店するということです。
入居する「井筒屋」は、「閉店の具体的なスケジュールを聞いてから今後の動きを検討する」としています。
出典:九州朝日放送
クロサキメイトには北九州市も出資しており雇用などは守っていく方針を示しております。
北九州の老舗のショッピングモールの閉店や運営会社の破産など大波に揺れている九州経済ですが時代の波と受けと止めている方もいるようです。
全国での百貨店などの売り上げはピーク時よりもかなり落ち込んでおります。
そしてこの5年間でのネットショッピングの発展により買い物に出かけなくても家でほしいものがぽちっと購入できてしまう構造に変化いたしました。
このような経済要因がクロサキメイトの閉店理由になると専門家は見ているようです。
他にも少子化などの社会的な要因など複合的に絡み合ってクロサキメイトの閉店の原因が考えられます。
黒崎メイト破産と井筒屋
ショッピングモールのクロサキメイトの運営会社の黒崎メイトはすでに破産の手続きに入っており譲渡先が現れるかが注目されておりました。
しかし、クロサキメイトを譲り受けるという企業は現れることなく閉鎖が決定してしまいました。
クロサキメイトに入る大手の井筒屋の今後ですが撤退も含めた抜本的な方策が協議されているというツイートなど噂話があちこちであるようです。
今後の井筒屋の動きにも注視していきたいと思います。
クロサキメイトはどこにある
九州地方以外の方にはクロサキメイトと言ってもピンとこないと思います。
老舗のショッピングモールで昭和のころは相当な賑わいだったようです。
鹿児島本線の黒崎駅の前に立つ大きなビルで最盛期には本当に数多くの客数を誇っていたとのことです。
ネットの反応
クロサキメイト閉店残念です。
この先どうなっていくのでしょうか
街が衰退していくのは見たくないです