こんにちは!Spread Box編集部の日比谷です。
木村俊雄氏が週刊文春で福島第一原発地震によって壊れていたという見解を公表しました。
木村氏は元東京電力社員で炉心の専門家ということですが物議を醸しだしそうな意見です。
今回はこちらの元東電社員のかたについて取り上げたいと思います。
木村俊雄(元東電社員炉心専門家)が文春で告発!
「福島第一原発は津波が来る前に壊れていた」
元東電社員“炉心専門家”が木村俊雄氏が決意の実名告発:週刊文春 https://t.co/wce2bIWUzR
私見:類似の告発、実は多数。再稼働原発の安全根拠が消える。@tim1134 #IWJ— 宮澤 望 (@yuakira1) August 13, 2019
週刊文春の報道では以下のようになります。
「事故を受けて、『国会事故調』『政府事故調』『民間事故調』『東電事故調』と4つもの事故調査委員会が設置され、それぞれ報告書を出しましたが、いずれも『事故原因の究明』として不十分なものでした。
メルトダウンのような事故を検証するには、『炉心の状態』を示すデータが不可欠となるのに、4つの事故調は、いずれもこうしたデータにもとづいた検証を行っていないのです。
ただ、それもそのはず。
そもそも東電が調査委員会に、そうしたデータを開示していなかったからです。そこで私は東電にデータの開示を求めました。これを分析して、驚きました。実は『津波』が来る前からすでに、『地震動』により福島第一原発の原子炉は危機的状況に陥っていたことが分かったのです」
7基もの原発が稼働中の現在、このことは重大な意味をもつ。
「津波が原因」なら、「津波対策を施せば、安全に再稼働できる」ことになるが、そうではないのだ。
出典:週刊文春
木村俊雄氏は東電の炉心に関するデータを分析して新たな見解を述べたようです。
学歴や経歴などのプロフィールは?
木村氏のプロフィールは以下のようになります。
炉心の専門家の木村氏ですが「東電学園高校」を卒業されて1983年に東京電力に入社しています。
福島第一原発が最初の勤務先でその後は新潟原子力建設所や柏崎刈谷原発で働いたそうです。
1989年からは福島第一原発に再勤務となり退社するまで燃料の管理班に所属していたそうです。
原子炉の炉心近くで働いてきた経歴です。
ネットの反応
今回の出来事を受けて世の中はどのように反応しているのでしょうか?
SNSなどのコメント欄に書かれたユーザーの意見を抜粋したいと思います。
木村俊雄さん。以前から会見などされていましたね。原発は津波の前、地震ですでに壊れていた!!
航空機事故で重要視されるブラックボックスだが、原発事故では「過渡現象記録装置」がそれではないのか!?原子力学会はこのデータをどう見ているのか?
当初から言われていたよなぁ…
元東電社員木村俊雄さんも逃げたと講演会でお離しされました。 そしてハッキリあれは人災だとオハナシされていました。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
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