ロシアの国営テレビで反戦のメッセージを訴えた女性が話題になっております。
生放送中に反戦のプラカードを持った女性はマリーナオフシャニコワさんでディレクターということです。
SNSにはその勇気に感動したなどの意見が多数書き込まれております。
マリーナオフシャニコワさん
マリーナオブシャンニコワ(反戦ディレクター)
ロシア国営テレビの生放送に反戦訴える女性、数秒間映り込む pic.twitter.com/udxH8fYr2m
— ロイター (@ReutersJapan) March 15, 2022
ロシア国営テレビのディレクターであるマリーナオフシャニコワさんの反戦メッセージに関しては下記のように報道されております。
ウクライナに侵攻を続けるロシアの政府系テレビ局「第1チャンネル」のニュース番組で14日、反戦を訴えるプラカードを持った女性ディレクターが画面に映り込み、その後警察に拘束された。ロシアメディアが伝えた。
。プラカードには「プロパガンダを信じないで」と書いてあり、その時の映像や画像がソーシャルメディアを通じて広まっている。
報道によると、女性はマリーナ・オフシャニコワさん。映像では、ニュースを読むキャスターの後ろに「NO WAR」(戦争反対)と書いたプラカードを持ったオフシャニコワさんが突然登場。
ロシア語で「ここであなたはだまされている」と、番組内容を信じないよう訴えるメッセージも書いてあった。
出典:毎日新聞
第一チャンネルで戦争反対を掲げたマリーナさんのビデオ声明 pic.twitter.com/2AeAMbRqcw
— ishikawa ichiyo/odnomore/ (@ichiyoishikawa) March 15, 2022
マリーナオフシャニコワさんはさらにネットでも反戦のメッセージを伝えております。
ロシア国内の言論の自由がかなり抑圧されているようです。
国営放送の社員がこのような反戦を訴えているということでインパクトは大きいようです。
マリーナさんの安否を心配するようなSNSでのコメントもたくさんあるようです。
経歴
マリーナオフシャニコワさんの経歴や学歴はどのようなものなのでしょうか。
このような状況下での番組のディレクターを担当しているということで学歴などもあるようですが詳細な経歴やプロフィールはまだ判明しておりません。
マリーナさんの父親はウクライナ人で母親はロシア人ということです。
このような家庭状況で反戦の気持ちは相当強いものだったようです。
勇気ある行動に世界中が反応しているようです。
行方+罪状は?
マリーナオフシャニコワさんの反戦のプラカードを掲げてすぐに連行されてしまいました。
現在のロシア国内では反戦のデモなどに参加すると懲役刑が課されるとのことです。
国営放送の生放送中に反戦の意思を表明したということで特に重い罪に問われる可能性もありそうです。
どのような処遇になっていくのでしょうか。
世界中がマリーナさんの連行後に注目しております。
ネットの反応
マリーナオフシャニコワさんの反戦のメッセージは世界中で報道されております。
SNSでもたくさんの転載がされており拡散されています。
ロシア国内でも世論が分かれていることがわかります。
一日でも早くウクライナ情勢が好転してほしいと全世界の人が願っているようですがなかなかいい方向には進んでいないようです。
世界の指導者や現在のキエフやハリコフの状況を傍観しているだけなのでしょうか。
勇気あるメッセージ。…どうぞご無事で。
ロシア国内の富豪だろうがアスリートだろうが一市民だろうが関係なく”戦争反対”の意のある人達はを小さくてもいい、コッソリでもいい、隠れてでもいいから声にして欲しい、行動して欲しいです。それを積み上げて行って欲しい。
ロシアが本当の意味で産まれ変わるチャンスだと気付いて欲しいです
拘束されたみたいなので、心配ですね‥‥
政府系のメディアでこの行動はとても重い、どれほどの人が視聴してたのか‥‥国民もこれを見た人は重く受け止めてほしいですね。
ロシアのテレビ
ロシアのテレビでの反戦のアピールはかなり危険です。
動画はツイッターを始めすでに全世界の人が見ることができるようになっております。
独立系のテレビ局はすでに放送停止に追い込まれております。
ラトビアを活動の中心とするロシア語のメディアなどもありますが独立性の担保などが今後の課題のようです。