東京大学工学系研究科の松尾豊教授が平井卓也デジタル改革担当相との関係で注目されているようです。
松尾豊教授はAI研究では日本のトップということで研究室からベンチャー企業も生まれているとのことです。
平井大臣もNECよりもいいという松尾教授のベンチャーですがどのような企業なのでしょうか。
そしてその松尾豊教授とはどのような経歴の持ち主なのでしょうか。
松尾豊教授のすごい経歴は?
松尾豊教授と平井大臣の関係などは文春オンラインが下記のように報道しております。
会議の模様を収録した音声データには、以下のようなやり取りが記録されている。
平井「デジタル庁の入退室管理と、アクセスのね。それはさ、もう新しいシステムを実験的に入れてくれてもいい。松尾先生に言って一緒にやっちゃってもいいよ」
幹部「あっ」
平井「彼が抱えているベンチャー。ベンチャーでもないな、ACES(エーシーズ)。そこの顔認証、はっきり言ってNECより全然いい部分がある。だから聞いて。もうどこから撮ったっていけるし、速い。アルゴリズムがとっても優秀」
「松尾先生」とは、東京大学工学系研究科の松尾豊教授(46)で、AI研究の第一人者として知られる人物だ。
「松尾氏の出身地は、香川県。平井氏と同郷ということもあり、2015年頃から親交がありました。2020年12月23日には、平井氏が定期開催している朝の勉強会に、松尾氏がゲストとして参加するなど、親密な間柄です」(IT業界関係者)
出典:文春オンライン
松尾豊教授と平井大臣は出身がともに香川県ということもあり意気投合しているようです。
AI研究の第一人者の松尾教授は年齢が46歳ということですがすでに東大の教授の地位にあります。
かなり優秀な人物ということがわかりますがそのすごい学歴や経歴にも注目が集まっているようです。
出身高校の学歴は
【新音声入手】親密企業の参入を指示 平井卓也デジタル相に官製談合防止法違反の疑い #平井デジタル相 #スクープ速報 #週刊文春 #文春オンラインhttps://t.co/hl0NFvXUbm
— 文春オンライン (@bunshun_online) June 16, 2021
松尾豊教授は1975年に香川県に生まれました。
高校は香川県立丸亀高等学校に進学しますが当時からコンピューターにはまっていたようです。
その後1993年に東京大学工学部電子情報工学科に進学しAIなどのコンピューター関連の研究に邁進しました。
更に大学院に進み修士過程、博士過程と進みました。
独立行政法人である産業技術総合研究所で研究員となりその後にはスタンフォード大学に進学します。
シリコンバレーの息吹を感じたのでしょうか、起業などにもかなりの関心を示すようになったとのことです。
ACES(エーシーズ)
ACES(エーシーズ)松尾豊教授の研究室から生まれたAIベンチャー企業です。
このACES(エーシーズ)には松尾教授も顧問として就任しており将来が期待されているベンチャー企業となっております。
平井大臣だけでなく多くの方が注目しているようです。
大手のNECと並び称されるような企業ということですごいとの評価も高まっています。
ネットの反応
松尾豊さん、日本ディープラーニング協会が高専生を支援する1億円基金設立を発表https://t.co/BB6HCdtnng
日本ディープラーニング協会(JDLA)の理事長を務める松尾豊さんは「DCON2021」のなかで、DCONに出場した高専生の起業を支援する「DCON Start Up 応援1億円基金」を設立すると発表した。
— Ledge.ai | AI(人工知能)関連メディア (@ledgeai) April 20, 2021
松尾豊教授やACES(エーシーズ)という企業は今回の平井大臣の発言で有名になった感もあります。
もともとAI分野では有名な教授でしたがいよいよ世に出て来たかという感じの印象の人もいるようです。
しっかり入札でやれば文句も出ないだろうに。
近年、政治家の特権意識、職権乱用が目に余る。
なまじ顔認証なんていらないと言い訳しちゃったから、これがでてきて説明を求められるのが嫌だったんでしょうね
完全に特定の事業者名まで出している
デジタル庁のリーダーとして期待していましたが残念です。