こんにちは!Spread Box編集部の日比谷です。
フランスの元大統領のジャックシラク氏が86歳で死去いたしました。
大変な親日家で知られていて大相撲のファンだったことは有名です。
飼っていた犬には名前をスモウとつけたほどで柔道などにも詳しかったそうです。
今回は元仏大統領のシラク氏の死去について取り上げます。
死因は認知症関連の病気?シラク元フランス大統領が死去
ジャックシラク氏の死去については毎日新聞などが以下のように報道しております。
AFP通信によると、元フランス大統領のジャック・シラク氏が26日、死去した。86歳。
仏メディアによると、近年は認知症などで健康状態が悪化、2016年4月に長女ロランスさんが死去してからは、ひどく落ち込んでいたという。
パリで生まれ、エリート官僚養成で有名な国立行政学院などを卒業。
1967年に保守・ドゴール派として国民議会(下院)議員に当選。農相、内相などを歴任した後、74~76年、86~88年に首相、95~07年に大統領を2期務めた。
出典:毎日新聞
シラク氏については晩年認知症がすすんでいたとの報道があります。
正式な病名など、死因は明らかにされておりませんが認知症を患い健康状態が悪化していったように報道からはとらえることができそうです。
認知症になると食べる能力や運動能力などが低下し生存する力が落ちてしまうことが多いようです。
したがって認知症からくる健康状態の悪化から何かの病気を発症した可能性があります。
親日で水炊きと森伊蔵が好物?
元フランス大統領のシラク氏は親日家ということがつとに有名です。
相撲や柔道のファンだということや日本の古典も勉強していました。
さらに国連での日本の常任理事国入りも積極的に支持し日本の国際的な地位の向上にも貢献してくれました。
来日回数も歴代のフランス大統領と比較しても多く時の総理大臣と信頼関係をつくっておりました。
平成8年に日本訪れた時は鳥善というお店で水炊きを楽しんだということです。
さらに芋焼酎の森伊蔵も大のお気に入りで晩餐会でも出したりしたことがあるようです。
そしてトヨタ自動車の元社長の張富士夫氏がレジオンドヌールという勲章を受けた時のお礼として森伊蔵を1ダースもシラク氏に贈呈したそうです。
それを見てシラク氏は、これだけの量をよくそろえることができましたね!と驚いていたそうです。
森伊蔵は芋焼酎ですがさっぱりしていて癖がないので外国人の方でも好んで飲むことができたようです。
日本人でもなかなか手に入らない幻の焼酎を好みにするとはかなりの日本好きが感じられます。
ネットの反応
今回の出来事を受けて世の中はどのように反応しているのでしょうか?
SNSなどのコメント欄に書かれたユーザーの意見を抜粋したいと思います。
これはびっくり。いろんな意味で今のユーロの道筋を作った人でしたね。
シラク大統領は実は親日派。お相撲を見に行った姿をよく覚えています。ご冥福をお祈りいたします
政治については全くわかりません。ただ一つ言わなければいけないです。この方は98年に黒澤明監督が亡くなった時に、声明を発表し偉大な第7芸術(映画のこと)の巨匠であるという感じで称えました。
日本人が自国の芸術家を大切にしないとか批判されることがあります。自分は別に日本人が劣っているとか批判するつもりはないし、そんな風にも思ったりしません。ただことあの訃報に関して一国のリーダーがあれほど敬意を持っていること。そういう姿勢は素晴らしいと思いました。(別に日本の首相が黒澤監督を称えていないとかという意味ではありません)
この他にも相撲やアジアの美術について造詣が深かったし、日本にも女性がいたのも事実ですね。いずれにせよ異なる世界の人が他国特に異質な文化に興味を示す。そういう姿勢は素晴らしいことです。
後年は政治家らしく国内でスキャンダルもありましたが、いずれにせよご冥福をお祈りいたします
日本人としてはとても残念。
土偶と埴輪の違いが説明出来るほどの日本通だったし、日仏関係が円滑だったのはシラクさんのおかげ。
ご冥福をお祈りします。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
こちらのブログでは皆様の関心のある話題を事実に基づいて提供していきたいと思います。
おもしろかったと思われた方はブックマークやシェアボタンをクリックしていただけるとうれしいです。