エアバスA350-900をJALが導入!座席数とANAのA-380と路線の違いは?

こんにちは!Spread Box編集部の日比谷です。

日本の航空会社ではほとんどがボーイング社の飛行機で占められていました。

そこに今度JALがエアバス社のA350-900を導入いたします。

すでにテストフライトを終えてあとは実際の運用をするところまで来ております。

今回はANAのA-380などと比較しながらエアバス社の航空機を取り上げてみようと思います。

エアバスA350-900をJALが導入!

乗り物ニュースなどでは今回の飛行機の導入を以下のように伝えております。

JAL(日本航空)が2019年8月27日(火)、新型機「エアバスA350-900型機」のテストフライトを報道陣に公開。

A350-900型機のエンジンは、質問に答えたパイロット全員が「静かだった」と評価します。
「静寂性はコクピットで感じるほど静かです」(南雲恒昌機長)、「過去に乗ったエアバスA320型機も静かだなと感じましたが、A350-900型機はそれ以上です。

ぜひ一度乗っていただき、快適性を実感していただければと思います」(杉本 恒副部長)。

 A350-900型機は、9月1日(日)に羽田~福岡線でデビュー予定。その後10月27日(月)から羽田~新千歳線に、2020年2月1日(土)から羽田~那覇線にそれぞれ投入される予定です。出典:乗り物ニュース

まずは国内線の羽田と福岡の路線で使用されるそうです。

その後は羽田と新千歳、さらに羽田と那覇線に順次導入されるそうです。

機内が静かということで乗るのが楽しみです。

いぜん日本航空はJASの統合で一時期エアバスの期待を使用していたことがありましたが本格的に全面導入するのは今回が初めてです。

ボーイングとは仕様が全く異なるそうなので操縦の訓練もかなり大変だったようです。

A-350の最大の特徴はサイドスティックで操作する点です。

なんだかゲーム機のようですが安定性がかなり進化した機体のようです。

ボーイングとエアバスのコックピット内では使用される単語もかなり違うようで混同が逆に避けられているそうです。

そしてブレーキも着陸した後に自動でコントロールしてくれるそうです。

飛んでいるときはオートマティックにかなりの部分なっているようですがついにブレーキも自動化が進んでいるようです。

座席数とANAのA-380と路線の違いは?

A350-900の座席数はすべて合わせると369席になります。

内訳はファーストクラスが12席、クラスJが94席、普通席が263席となっています。

国内線なのでこのような仕様になるのでしょう。

長距離も可能な中型機なので国際線になればまたビジネスクラスなど充実した座席が期待できそうです。

実はANA全日空も少数ながらエアバス社の飛行機を持っています。

それが今年就航したA-380で愛称がフライングホヌとなずけられているハワイ路線専用機です。

こちらはかなり話題となりました。

個室タイプのファーストクラスやフルフラットのビジネスクラス、カウチシートの導入など総2階建ての巨大飛行機ならではの座席の作りとなっています。

今回日本航空が導入したのは超大型機ではないのでカウチシートなどの導入はないと思いますがビジネスクラスなどは面白いシート作りが期待できそうです。

現在はJALとANAは東南アジアやヨーローッパ、アメリカなど長距離路線での座席の進化にしのぎを削っております。

これからもどんどん進化を遂げていくでしょう。

2015年の就航なのですでに多くの世界の航空会社で使用されております。

こちらが導入済みの航空会社です。
・カタール航空
・シンガポール航空
・キャセイパシフィック航空
・チャイナエアライン
・ベトナム航空
・フィンランド航空
・ルフトハンザドイツ航空
・デルタ航空
・タイ国際航空
・エチオピア航空
・中国国際航空
・LATAM ブラジル
・アシアナ航空
・中国東方航空
・香港航空
・フィリピン航空
・マレーシア航空
・イベリア航空
・海南航空
・四川航空
・フレンチ・ビー
・エア・カライベス
・モーリシャス航空

ここに日本航空も加わるというわけです。

ネットの反応

今回の出来事を受けて世の中はどのように反応しているのでしょうか?

SNSなどのコメント欄に書かれたユーザーの意見を抜粋したいと思います。

日本はアメリカからの圧力もあるのか昔からなぜかダグラスやボーイングの飛行機ばかりだった。でも最近は性能も同等かそれ以上のエアバスを各社導入し始めてて、良いことだと思う。あとは日本のmr…改めスペースジェットも頑張ってくれると良いなあ。

飛行機の免許は機種毎になっています。
ましてやメーカーが違うとなると操縦方法が全然違うので、免許を同じに出来ないのは明白です。
メーカーにより操縦方法が異なる事が良く解る記事だと思います。
複数メーカーの機種を抱えるというのは苦労が多いのでエアラインも大変だと思いますが、頑張って欲しいと思います。

ボーイング機で飛んでいた乗務員さん達
習熟訓練してもまだ若干違和あるかもね。
けれど、良い機を選定したのだから、
空の上を楽しんで欲しい。

早く機数が増えて搭乗機会が出来れば…
ちょっと楽しみです。

機体コントロールに於いて人間の操縦を優先するボーイングとコンピューター制御を優先するエアバス、考え方が両極にある二社だからパイロットは慣れるのも大変かもしれないね。
記憶に残るエアバス機の墜落事例は大西洋のエールフランスも名古屋の中華航空も人間の操縦よりコンピューター制御が優先されるのをパイロットが熟知してなかったから起こった事故。
そこは国際的なルールで統一されれば良いんだけどな。
個人的にはボーイングの理念の方が正しいと思う。

ボーイングとエアバスは基本的な考え方が違うから、ボーイングは人間の補助でマシン、エアバスはマシンが中心で補助が人間だからね。通常時はエアバスが操縦しやすいけど、個人的にはパイロットが反射的に正しい操作ができるようになるまでは避けたいな。そういう意味で国内線から導入するのは正しい判断だね。

最後までご覧いただいてありがとうございました。
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