株式会社聘珍樓が破産開始決定を受けました。
有名中華のお店を運営ている株式会社聘珍樓の破産ということで外食産業の関係者には大きなショックが広がっているようです。
新型コロナウイルス感染が次第に落ち着きを見せている中での破産開始決定ということですがどのような要因があるのでしょうか。
昔の店舗ほど総合病院的に煮物、焼き物、揚げ物、点心などどこをとっても一流のシェフと材料を常時抱えなくてはいけないジレンマがあります。
小規模にチャーハンだけ有名とか、小籠包だけ一流、など専門性のある店舗の方が客も選んで入ってくるため維持もしやすいです。
加えてここ20年くらいは日本人の消費単価がガタッと落ちており、タピオカや肉まんくらいで満足してさっさとはとバスに乗って帰ってしまう修学旅行生のような客ばかりになってしまいました。
本日は中華料理の名店である株式会社聘珍樓の破産に関しての話題です。
聘珍樓横濱本店が破産
「聘珍樓横濱本店」を経営、(株)聘珍樓が破産(東京商工リサーチ)https://t.co/5o40FTQsYs
マジかよ。多店舗化がコロナで仇となった な。
はなちゃん、可哀そう(´;ω;`)ウゥゥ— ナトリウム子ちゃん (@natoriumuchan) June 2, 2022
聘珍樓横濱本店を運営している株式会社聘珍樓の破産手続き開始は下記のように報道されております。
(株)聘珍樓、横浜市中区山下町157-3、設立2018(平成30)年4月、資本金100万円、林衛社長)は6月2日、横浜地裁より破産開始決定を受けた。
負債総額は3億円を超える見通し。
1967年7月に設立され、横浜中華街の老舗中華料理店「聘珍樓横濱本店」などを経営していた(株)聘珍樓(横浜市)が源流。
同社は、不採算店舗への投資負担などで債務超過に陥り、2016年に(株)平川物産へ商号を変更したのち、2017年3月に負債約25億円を抱え、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。
その後、「聘珍樓横濱本店」の経営を当社が継承した。
出典:東京商工リサーチ
株式会社聘珍樓の破産は中華料理の業界にとって大きな報道です。
有名中華店の閉店となれば大きな影響があります。
コロナ後の外食の世界では対策を取りながらということですが中華料理では苦戦が予想されたのでしょうか。
倒産(閉店)の理由と原因
横浜中華街のシンボル「聘珍樓横濱本店」移転へ https://t.co/rR9eaULZFY @Sankei_newsより
— はやぶさ (@h_ya58) May 31, 2022
株式会社聘珍樓の破産ということですが倒産や閉店とは異なります。
債権者から破産を申し立てられ今回の破産開始となりました。
破産の原因は何だったのでしょうか。
やはり一番大きい要因は新型コロナウイルスでしょう。
外食産業全体が壊滅的な影響を受けました。
補助金などもありますが大きな会社ではそこまでもらえなかった企業もあるようです。
今後は
株式会社聘珍樓の今後はどうなるのでしょうか。
聘珍樓横濱本店の名前は有名で残して欲しいなどの声もあるようです。
有名店で県外からも客が来ていたお店です。
今後なんとかして復活して欲しいなどの意見もあるようです。
聘珍樓横濱本店
聘珍樓横濱本店には思い出がある方も多いようです。
神奈川県民で昔よく行っていたなどのコメントもあります。
Twitterには復活して欲しいなどのエールのコメントもアリアスが債権債務などがきちんと整理されてからになりそうです。
昔は利用したが、最近はご無沙汰だったが中華街が変わりすぎて魅力が無いもんな。
本店閉店して移転先不明の理由がコレなのね。神奈川新聞さん地元の取材足りないですね。
高島屋ギフトカタログで冷凍の点心セットを注文したばかりなので、まさか倒産するとは泣
へいちんろうさん、残念です。