神奈川県を中心にベーカリーを運営運営している「パン工房ベルベ」が全店閉店をなりました。
そして新たな借入金の発覚と社長の所在が分からなくなっており混乱が広がっているようです。
本日はベルべの閉店理由などに関してのトピックです。
ベルベの閉店
ベーカリーを展開しているベルべの全店舗の閉店は下記のように報道されております。
2021年10月下旬に借入金の返済遅延、複数の取引先に対する支払遅延が判明。そして11月2日、事態が急変した。前日まで連絡の取れていた社長が書き置きを残して、家族も会社関係者も誰も行方がわからなくなったのだ。
残された専務取締役らが中心となり社外対応に当たっていたが、それまで経理面にタッチしていなかったこともあり、状況は刻一刻と悪化していった。
実際、代理人弁護士に取材したところ、「倒産発表後、融資元として把握していなかった金融機関から借入金の返済について問い合わせがあり、当初把握していた負債総額よりも膨らんでいる」という。
つまり、決算書に計上されていない借金を抱えていたものとみられる。詳細は弁護士による債権・債務の調査結果を待つほかないが、「関係先ごとに複数の決算書を提出していたようだ。問題のある融資先との認識もなく見破れなかった」(取引金融機関)。
出典:東洋経済オンライン
大手のベーカリーチェーンの倒産は大きな影響があります。
従業員数もかなりの人員ということで影響は計り知れません。
社長などの関係者もほとんどが連絡が取れないということです。
どのような事態なのか外部の人間には何も状況がわかりません。
社長がやはり事情を知っているのでしょうか。
倒産理由
ベルべの倒産理由とは何だったのでしょうか。
過剰な借入金がその原因だったような感じです。
積極的な出店攻勢が裏目に出たのでしょうか。
そして新型コロナウイルス感染の広がりも影響を与えていた可能性もあります。
社長の借金
社長が個人的に借金をしていたのではなどのコメントもTwitterにはあるようです。
その借金は会社の運転資金となっていたのでしょうか。
借入の詳細などはやはり社長自身に聞いてみないと分からないようです。
今後はベルべの社長との連絡をどのようにつけるのかが焦点となってきそうです。
ネットの反応
ネット上では数十億円以上の大きな借入金と周囲の人間が知らない借金もあったということで大きな驚きが広がっているようです。
美味しいパンを早く復活させて欲しいなどの意見もあります。
機械や人員などパン工房は資金が必要な業界です。
起業を継続して焼き立てのパンを復活できる日は来るのでしょうか。
過剰な出店攻勢は、傍から見ると勢いがあり、経営も順調のように映るが、内実は火の車。店舗を開くと言って過大な借り入れを行い、借金に回す。その繰り返しで行き着く。
一方で使途不明な借入金の場合。社長が事件屋に嵌められたというケースも多々ある。
いずれにせよ、財務を知る人物が社長以外にいるはずだ。
決算書を偽装するのは並の能力じゃないよ。
多少利益を増減させることは出来ても40億は凄い。