群馬県前橋市の女子高生をはねて自動車運転処罰法の罪に問われていた男が無罪の判決となりました。
求刑では禁固刑が求められておりましたが無罪という結果に遺族らはやり切れない思いのようです。
「同じ悲劇を繰り返さない為の無罪判決です」
…意味が解らない。
飯塚幸三の事が頭に浮かびました。
この前橋の事故での無罪判決は国井恒志裁判長のもと判断されました。
無罪ということで国井裁判官に関してどのような人物なのか注目されているようです。
そこで今回はこの国井恒志裁判長の学歴や経歴に関して取り上げようと思います。
前橋地裁での無罪判決
国井裁判長の無罪判決に関しては上毛新聞が以下のように報道しております。
自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた男(87)=同市=の判決公判が5日、前橋地裁で開かれた。
国井恒志裁判長は「(事故前に陥った意識障害の)予見可能性は認められず、運転を避ける義務を負わせることはできない」として無罪(求刑・禁錮4年6月)を言い渡した。
国井裁判長は遅くとも16年7月以降、被告に低血圧やめまいの症状があったと認めつつ、「めまいの原因が低血圧であることを示す医学的根拠は見当たらない」と指摘。
慢性的な低血圧によって意識障害が生じた事実はなく、医師からの指示も生活上の指導にとどまっており、検察側の「医師が意識障害を生じる恐れから運転しないように注意していた」などとする訴えは認められないとした。
判決後、女子生徒の両親は「大切な娘の命を奪ったのに、なんの罪にも問われないことに大変驚き、落胆している」とコメントを寄せた。
前橋地検の上本哲司次席検事は「判決内容を精査し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい」とした。
出典:上毛新聞
2年ほどかかった裁判ですが今回被告の無罪という形で判決が出ました。
遺族は納得がいかない様子で前橋地検の今後の対応が注目されます。
意識障害と交通事故の関係の裁判でかなり複雑な要因が絡み合っていたようです。
難しい判断がせまられたようですが国井恒志裁判長は車を運転していた80代の男性に無罪の判断を下しました。
国井恒志裁判長の学歴(大学)と経歴は?
今回前橋地裁での無罪判決で注目を浴びることになった国井恒志裁判長ですがどのような裁判官としての経歴だったのでしょうか。
学歴(卒業大学)などから見ていきましょう。
国井恒志氏の出身大学ですがネット上には情報がありませんでした。
裁判官になるにはかなり優秀な成績でないとダメなようですが司法試験の多数合格者の東大、京大、早稲田大学、慶応大学、中央大学などの出身の可能性が高いと考えられます。
しかし、大学名に関しての確定情報はまだ入ってきておりません。
国井裁判官の経歴はどのようなものなのでしょうか。
裁判官として判決を出してきたのはまずは福岡地裁で2005年のころになります。
その後2013年には名古屋地裁岡崎支部に勤務しておりその後最高裁や名古屋高裁でもはたらいております。
SNS顔画像
國井恒志裁判官の顔画像をSNSで確認しようと思いましたがFacebookなどのソーシャルメディアにはアカウントがありませんでした。
しかし、裁判官の顔画像などはすでに報道で流れていますので国井裁判長の顔画像を確認はできます。
無罪判決を出したことでかなりの批判がありますが今後上級審に進むことも予想されます。
どのような判断になるのかこれで結審ということになるのか注目されている裁判です。
ネットの反応
意識障害の可能性がある。
これって、飲酒して運転するのと同じなんじゃないのかな?
危ないのをわかって運転するって罪にならないのはわからん
程度はあると思うけど、医師から注意されていたというのは悪質なんじゃないのか
免許講習時には運転する前には薬物の服用に関して、充分に医師と相談し出来るだけ服用しないように努めると教わりましたよ。もう、30年以上も前ですけど。そもそも、被告は80歳を越えた高齢者であり、薬も効力が強いはずなのに。
高齢で日頃の足が車しかないような環境なら、運転する気持ちはわかります。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
國井さんとは、大学時代同期でした。因みに中央大学法学部法律学科でした。
在学中から彼は本当に優秀でした。