札幌市内のラーメン店が中国人入店禁止の張り紙をし問題となっています。
新型コロナウイルスが中国の武漢市で発生し国内でも次々と感染者が見つかっている中での出来事です。
従業員や客が感染したら店は潰れてしまう。その時は誰が保障してくれるのか。
残念に思う反面、店側の言い分も至極真っ当かと思います。
差別などの問題も絡み意見はいろいろな感じです。
お店で働く従業員の健康を考えてのことのようですが意外と大きな問題に発展しているようです。
今回はこの北海道札幌市で起きた中国人入店禁止ラーメン店に関して取り上げようと思います。
中国人入店禁止ラーメン店どこ:札幌市
今回の札幌市の中国人の観光客に対する入店の禁止をしたラーメン店に関しては読売新聞がこのように報道しております。
国内で新型コロナウイルスの人から人への感染が確認された中、札幌市のラーメン店が「中国人入店禁止」の貼り紙を掲示したことが分かった。男性店員は取材に、「従業員や客を守るための措置でやむを得ない」と話した。
男性店員によると、入店禁止の対象は中国人観光客で、貼り紙は29日から実施している。市内に複数ある系列店舗でも、同様の対応を取っているという。
消費者問題に詳しい札幌弁護士会の荻野一郎弁護士は、国連の人種差別撤廃条約が飲食店などの利用に関して人種差別を禁じていることに触れ、「店側には営業の自由があるが、民法の不法行為が成立する可能性もある」と指摘している。
出典:読売新聞
北海道の札幌市は中国人にも人気の観光地で多くの直行便もあります。
毎日たくさんの中国人が観光に来て食べるのはやはりラーメンやジンギスカンなどになってきます。
手ごろなラーメンは観光客に人気ですが中国人の入店を断るとなるとお店の売り上げにも影響が出てくることが予想されます。
しかし、このラーメン店では従業員の健康を考えて入店禁止の張り紙をして注意を促しているとのことです。
その中国人入店禁止ラーメン店はどこにあるのでしょうか。
札幌市内の複数の店舗のあるラーメン店ということまでは判明しておりますがたくさんのお店がありどこのお店なのかについてはまだ判明しておりません。
今後札幌の中国人の入店を断っている店舗がわかりましたがこちらでも追記していきたいと思います。
※張り紙のお店の情報が入ってきました。
本日より「新型コロナウイルス」の発生に伴う感染予防対策として「ハレルヤ3店舗、まんざら、ねぎま」の全店舗「中国人観光客の入店を禁止」致します。ご理解の程、宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/pHRr4nDIfg
— 麺やハレル家 (@menyahareruya) January 29, 2020
ハレルヤ3店舗、まんざら、ねぎまということです。
他にも追随するラーメン屋さんが出てきそうな感じだとSNS上では話題になっているようです。
張り紙の現在は?
現在この中国人の入店を禁止している張り紙はどのようになっているのでしょうか。
この話題が起きてからも引き続き張り紙は継続して掲示してあるようです。
しかし、今後人権問題や国際的な話題になっていけば取り外す可能性もあります。
北海道弁護士会の方は民法の不法行為が成立する可能性もあるとの指摘もあり難しい問題のようです。
中国人に札幌ラーメンは人気?
ラーメンは中国が発祥とされておりますが日本のラーメンとはかなり違います。
麺の感じも違いますしスープの種類の豊富さも日本とは比較になりません。
日本のラーメンは中国人にも受けがいいので現在のところ大人気で札幌のみそベースのラーメンはアジア系の方なら馴染みやすいようです。
ネットの反応
このラーメン店の決断を評価しているコメントが多いようです。
同様にLCCの搭乗問題を指摘する声もありましたがどこに焦点を置くかで又はその人の立場で感じ方は様々なようです。
いずれにしろ新型コロナウイルスの問題が早期に解決することを願います。
あくまで緊急時の自己防衛措置と
しては致し方ない部分があると思いますだが、こうなる原因を作ったのは他ならぬ
中国政府や日本政府に責任があると思います
WHOから緊急事態宣言が発表されたくらい、人類を脅かす新種ウイルス性感染症は厳重注意が必要です。
にこちらの店主はとても勇気のあるアクションをしました。中国の方々にはとても厳しいく賛否両論ありますが、人種差別では無い解釈に捉えます。
不法行為というと具体的にはなんの罪?
それなら感染症からの緊急避難も成立しそうだけどなあ
まあ弁護士も聞かれたからなんの罪か思い浮かばないけど答えとけといったところか。飲食店なんて風評で一気に傾くから仕方がないかもね。
これがダメなら、客の搭乗を拒否したLCCも差別って事になる。店側は店側で苦渋の決断なんだから、これはこれで仕方がない。