福井県の小林化工の飲み薬に睡眠剤が混入した件では誰が作業したのか特定できてきたようです。
会社の信用だけでなくジェネリック医薬品全体の評判まで落としてしまった今回の問題ですがどのような経緯で誰が睡眠剤を混入したのでしょうか。
Twitterでも小林化工への問題が大きく取りざたされています。
せっかく製造履歴が残ってるのに誰もそのミスに気づかなかったのが問題かと。
安全に関わらないような現場なら、クレームが出てから調査します、と言う話もあるけど。
この業種でこれはないでしょう・・・。
記憶にないとか、そんなことあるか?
そもそも原料を投入した従業員と異常値を示すデータを記録した従業員が同じということもあり得ない。
小林化工の睡眠剤混入
爪水虫用の飲み薬に睡眠剤が混入した問題では誰が作業にあたったのか到底作業が進んできているようです。
朝日新聞デジタルではこの入社数年の若手作業員が混入させたと報道しております。
小林化工(福井県あわら市)が製造した皮膚病用の飲み薬に睡眠導入剤の成分が混入した問題で、混入させたのは入社数年目の若手の男性作業員であるとみられることが、同社関係者らへの取材でわかった。
作業員は社内調査に「当時の記憶がほとんどなく、なぜ間違えたのかわからない」と説明していることも判明。第三者委員会が原因究明に向けた調査を進めている。
混入薬の製造については今年7月ごろ、本来の薬の主成分が減った代わりに睡眠導入剤成分を足したことを示す製造記録が残っていることがわかっている。その記録を付けたのも、この作業員だという。
同社関係者らによれば、作業員は、今月1日に最初の健康被害の報告があった後の社内調査に対し、「何カ月も前のことで一つひとつの工程を覚えていない」「なぜ混入したのかわからない」などと説明したという。同社関係者は「ぼーっとしていたのか、無意識のうちに誤った作業をしたとしか思えない」と話す。入社数年目だが薬の製造工程に慣れていないわけではないとしている。
出典:朝日新聞デジタル
今回の小林化工株式会社の睡眠剤混入の問題は大きな社会問題となっております。
位置医薬品メーカーの問題にとどまらない情勢です。
ジェネリック医薬品など日本の医薬行政にも大きな影響が出てくる可能性もあります。
第三者委員会は慎重に調査を進めているようですがその一端が取材によって明らかになってきたようです。
入社数年の若手作業員は誰で名前を特定?
小林化工の睡眠剤の混入ではその記録が残っています。
作業をした人物もわかっているようです。
その混入させてしまった作業員は入社数年の作業員ということですが仕事自体には慣れていたようです。
この若手作業員とはだれなのか特定できているのでしょうか。
作業手順
今回の小林化工の睡眠剤混入では作業手順の遵守が問題となっているようです。
きちんとダブルチェックしていたのか人命にかかわる問題ということで小林化工は厳しい批判にさらされております。
原因の究明をしっかりすることが必要でしょう。
ネットの反応
Twitterなどではこの入社数年の若手社員の証言が信じられないなどの意見もあります。
さらにこの作業員にすべて押し付けるのは問題だなどの意見もあります。
作業手順など社内規定の運用にも注目が集まっているようです。
記録が自動化されていないなら、作業者と記録者は別にするのが常識。そうしなければ記録の隠蔽や改ざんができてしまう。
悪事を持った誰かが故意にチェックをかいくぐったのならともかく、一人の社員の過失でこんな重大な欠陥品が世に出回ることになるとは。
会社の体制が厳しく問われることになりそうですね。
そりゃ意識してやったってことは無いだろうけどね。
ただどこの企業でも大なり小なり従業員がミスをするのは当たり前だしこの若手社員だけを責めるのもおかしい。
企業は被害者に対して責任取るのは当たり前だけど、この社員も守ってあげないもいけないと思う。
記録書が残ってるならミスやトラブルは後工程で必ずチェックが入り製品完成前に判明する筈なのだがこの会社はやってないのか?
まともな製薬会社ならダブルトリプルチェックは当たり前だと思うのだが違うのかね
ホントかよ?むりやり責任押しつけられてる感。警察はちゃんと調べてあげて