大阪府立島本高校の教諭が懲戒免職処分を受けました。
石井義彦教諭は63歳の体育の教諭ということですが勤務中に職場から離れていたということです。
石井義彦教諭は北京五輪の柔道100キロ超級金メダリストの石井慧さんということでも関心を集めているようです。
今回は大阪府立島本高校の体育教諭であった石井義彦氏の懲戒処分に関しての話題です。
石井義彦(島本高校体育教諭)が懲戒免職処分
島本高校体育教諭だった石井義彦教諭の懲戒免職に関しては日刊ゲンダイが下記のように報道しております。
勤務時間中に職場を抜け出し、繰り返し京都や大阪に遊びに行っていたとして、大阪府立島本高校(三島郡島本町)の体育担当の石井義彦教諭(63)が29日、府教育庁から懲戒免職処分を受けた。
石井教諭は2020年4月から21年12月にかけ、199回、計695時間にわたり、同僚に「家の都合で出る」と言い残して職場を抜け出していた。教諭はその足で京都の河原町や大阪の天神橋筋商店街に立ち寄り、買い物をしたり、銭湯に行ったり、東映太秦映画村(京都市)で遊んでいた。
昨年末、石井教諭が校内の会議に欠席していたことから、校長が「どこに行ったんや? もう帰ったんか?」と不審に思い、本人に問いただしたところ、「ズル早退」がバレた。教諭は教育庁の聞き取り調査に対し、「母親の介護などがあり、現実逃避したかった。認識が甘かった」と言い訳しているという。
出典:日刊ゲンダイ
石井義彦教諭は199回もの早退があったということです。
理由としては介護があったようですが映画村や商店街にも複数回立ち寄っていたということです。
石井教諭は柔道6段ということで誰も注意できなかったということです。
上下関係の厳しい体育会のしきたりが残っていたのでしょうか。
校長の聞き取りにより不正の早退が判明したということです。
息子は石井慧
石井義彦教諭の息子は報道にもあるように石井慧さんです。
金メダリストの親ということもありさらに周囲の教師たちは何も言えなかったのかもしれません。
199回というかなりの回数の早退ということで厳しい処分となりました。
経歴学歴は
石井義彦教諭の今までの経歴や学歴はどのようなものなのでしょうか。
石井教諭は日体大柔道部出身で、08年4月に島本高に着任。
定年後、同校に再任用された。15年には息子で北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの総合格闘家、石井慧の試合でセコンドを務めたこともある。
石井義彦教諭の卒業した大学は日本体育大学ということです。
教諭になるには教員免許が必要ですので日本体育大学で取得したようです。
2008年から島本高校で柔道などを教えておりました。
既に年齢的に定年退職しておりましたが再任用という形で島本高校に勤務していたということです。
再任用の教諭でも不必要な早退はNGでしょう。
授業
石井義彦教諭が授業をしないで早退していた分授業に穴があきます。
その分は他の教諭が分担して埋め合わせていたということです。
そのような慣例があったとしたら由々しき事態です。
島本高校の内部の再発防止などが注目されます。