ガイアの夜明けで合同会社ヴァレイの谷英希社長が出演いたします。
奈良県の縫製工場の社長ですが今回のコロナウイルス感染の拡大により医療用のガウンなどの深刻な不足に対応しているとのことです。
2か月間で10万枚の医療用ガウンの縫製をするとのことですがどのような方策があるのでしょうか。
今回はガイアの夜明けに登場する合同会社ヴァレイの谷英希社長に関して取り上げます。
ヴァレイの谷英希社長
弊社のガウンの販売エージェント登録を行う事になりました。
必要な現場に少しでも多く届ける為、停滞している経済を回す為、
仕組みをデザインしました。
エンタメの救済もこの作戦によって行おうと思っております。https://t.co/QXt9fGvxBK— 谷 英希 縫い場のない縫製工場CEO (@I_hideki22) May 26, 2020
合同会社ヴァレイの谷英希社長に関してはこのように伝えられております。
谷英希ヴァレイ社長2月末、経済産業省からアプローチがあり、繊維関係の有識者を集めたピッチを5月末に開催するので登壇してほしいという依頼があったのがきっかけ。
7都府県に緊急事態宣言が出された4月7日には経産省の担当者から電話があり、医療用ガウンの生産を打診された。
現場では、いま数百万枚のガウンが不足していて、本来使い捨てのガウンを数日間着続けている。物資が足りなくて医療崩壊してしまう状態だと聞き、二つ返事で引き受けた。
職人1人で1日最低20枚、仮に月20日働けば約400枚は作れる。当社が全国に組織する「マイホームアトリエ」に登録する200人の在宅職人のうち、現在稼働可能なのが50人。そこに契約工場を加えれば、月産5万枚は可能だ。
医療用なので通常だと衛生管理面の制約があるが、雨ガッパで代用するほどの緊急事態のため、参入のハードルは下がっている。
ビジネスとしてはチャンスであり、少なくてもうちができない理由はないと思った。ということです。
出典:WWD
ヴァレイの谷英希社長は医療崩壊を防ぎつつみずからのビジネスチャンスとして経済産業省からの注文を受けたとのことです。
高い志を持って医療現場の惨状を救う姿は感動的にさえうつります。
しかし、もうけもなければ事業の継続性もないのでその点はち密な計算で運営しているようです。
防護服縫製
情報解禁
来週6月2日のガイアの夜明けに出演しております!
医療用ガウンをリモートで縫製する仕組みやANAホールディングス様との取組を取り上げていただいております。起業して4年半で合同会社ヴァレイが、ガイアの夜明けにでまーーーーーす!
皆さんご覧くださいー! pic.twitter.com/SR0xYvpzuM
— 谷 英希 縫い場のない縫製工場CEO (@I_hideki22) May 26, 2020
防護服の縫製はこのヴァレイという会社では行ったことがなかったようです。
医療用ということで参入のハードルが高かったようですが一時期は店頭で販売されているカッパを代用していたほどで参入の障壁がさがったことも事業に乗り出した要因でした。
防護服の縫製を2か月間で10万枚というスピードで行うにはち密な計算を戦略が必要でしょう。
学歴経歴のプロフィールは?
合同会社ヴァレイの谷英希社長の学歴や経歴などのプロフィール的なものはどのような感じなのでしょうか。
谷社長は奈良県出身で奈良高専に進学いたしました。
しかしその奈良高専は中退し芸能界を目指すことになります。
ドラマなどにも出演しておりましたが24歳の時にオーストラリアにワーキングホリデーを使って1年ほど語学を学んでいたそうです。
帰国してからは実家の縫製工場で働きたいと母親に申し出たそうですが断られ谷社長が自分自身で合同会社ヴァレイを立ち上げたそうです。
ANAの社員
合同会社ヴァレイの医療用ガウンの縫製は社員や全国の職人さんが行います。
しかし、航空関係の会社も需要の激減で社員が余剰となっており全日空ANAの社員がこの医療用ガウンの縫製を手伝っているそうです。
医療用ガウンと言っても手術用などではない一般患者と接するときのもののようで衛生面では必要最低限のものでいいようです。