台湾の俳優の呉朋奉ウーポンフォンさんが死去いたしました。
享年55歳という若さで日本と台湾の交流を描いた映画などにも出演し日本でも人気のある俳優でした。
SNSでも呉朋奉さんの訃報の知らせを聞いて驚きの声を上げる方が多いようです。
ちょっと上の世代が脳卒中とか心筋梗塞で亡くなったりすると、本当にドキっとする。
映画を拝見しました。
自然な演技で、一青窈さんのお母さんに一目惚れしたお金持ちを見事に演じていらっしゃいました。
やはり50代という年齢での死去にショックを受けている関係者やファンが多いようです。
この台湾の俳優の呉朋奉さんの死去に関して今回は取り上げようと思います。
呉朋奉ウーポンフォンが死去|死因は出血性脳卒中
台湾の俳優・呉朋奉さん死去55歳『ママ、ごはんまだ?』など #呉朋奉 #ウー・ポンフォン #ママ、ごはんまだ? https://t.co/aCJSq6BP7Y
— シネマトゥデイ (@cinematoday) May 29, 2020
呉朋奉さんの死去に関してはこのように報道されております。
台湾の名優で、役者・歯科医師の一青妙のエッセイを映画化した『ママ、ごはんまだ?』(2016)で一青妙・一青窈姉妹の父・顔恵民を演じた呉朋奉(ウー・ポンフォン)さんが現地時間25日、出血性脳卒中で急逝したことがわかった。
呉さんの兄弟が26日に呉さんのFacebookで明かしたもので、台湾北部の新北市内の自宅のベランダで心肺停止の状態で発見されたという。享年55歳だった。
出典:シネマトゥデイ
呉朋奉さんの死因は出血性脳卒中ということで50代の若さで死去してしまいました。
55歳という年齢での死去はあまりにも早すぎ関係者にはかなりの衝撃が走っているようです。
呉朋奉さんの活躍がこれからも期待されていたのに本当にショックを受けている映画関係者や監督なども多いようです。
経歴と出演作は?
呉朋奉=ウーポンフォンさんの経歴はどのようなものだったのでしょうか。
呉さんは1964年生まれ。兵役後、印刷工場勤務を経て、1988年に劇団に入団して役者の道を歩み始める。
舞台・テレビ・映画で古典から現代劇まで幅広く活躍し、2008年にはドラマ「木棉的印記」で台湾のエミー賞こと第43回電視金鐘獎でミニドラマ部門の主演男優賞を獲得。
日本でも公開された映画『父の初七日』(2009)では、中国語版アカデミー賞と言われる第47回金馬奨で助演男優賞を受賞した。
兵役をつとめたあとは印刷工場で働いていたそうですがそこから24歳の時に劇団に入ったそうです。
そこから下積みを経てテレビドラマや映画など台湾の芸能界で活躍しておりました。
近年では日本との合作の映画などにも出演し日本語での演技も定評があったとのことです。
日本の映画界と
映画「ママ、ごはんまだ?」で私の父・顔惠民を演じてくださった俳優の呉朋奉さん。突然の訃報にまだ信じられない気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈りします。 https://t.co/NW4R9nl0Us
— 一青妙 (@taehitoto) May 26, 2020
呉朋奉=ウーポンフォンさんは日本の映画界ともかかわりが深く日台の恋愛などを描いた作品にも出演しておりました。
台の歴史を背景にした恋愛劇で、台湾で大ヒットを記録した『海角七号/君想う、国境の南』(2008)では出演だけでなく演技指導も担い、しばしば裏方として作品全体を支えており、呉さんが台湾の文化芸術に残した功績は計り知れないものがある。
『ママ、ごはんまだ?』の白羽弥仁監督は、同作の現地スタッフから一報を受けたそうで「正直、まだ動揺しています」と驚きを隠せない。同作での呉さんの起用は、映画『父の初七日』での演技に加えて、劇中で日本語を披露していたことから、日本語のセリフも問題ないのではないかと、オファーをしたそうだ。
日本語のセリフもこなしかなりの努力家で作品に真摯に向き合っていた姿勢は映画関係者に強い印象を残しているようです。
台湾だけでなく日本でも大事な人を無くしてしまったとの喪失感がかなりあるようで特に映画関係者には訃報を聞いて驚きの声を上げる方が多いようです。
一青妙さんの父親役を演じたということで一青妙からも死去の一報を受けてショックを受けているようなコメントが公表されております。
ネットの反応
呉朋奉=ウーポンフォンさんの死去を受けて再度日台両国の関係を描いた映画にも注目が集まっているようです。
そして50代というこれからの年齢で死去した呉朋奉=ウーポンフォンさんを追悼するコメントがTwitterにも集まってきています。
ご冥福をお祈りいたします。
まだまだ若いのに…。
というか出血性脳卒中ってあるんですね。脳の出血といったらくも膜下出血とか脳幹出血位しか知らなかったので。本当に急なことで前兆とかなかったのかな。
ご冥福をお祈りします。
このような記事を見ると、本当に生きているのは奇跡なんだと思う