手が届かない!お風呂の天井のお掃除グッズ

お風呂の天井によごれ?

疲れた体を癒すために、毎日湯船に浸かっている人も多いことでしょう。
幸せな気分になりながら、浴室の天井を見上げたら、カビ汚れが生えているのを見てしまった、という経験はありませんか?
それだけで、疲れがぶり返してしまいますよね。
お風呂の床や浴槽は磨いても、手が届かない天井は後回しにしがち
ついつい手を抜いてしまい、気が付けばカビがビッシリ発生していた!という状態も、珍しいことではありません。
しかし、天井のカビ汚れをそのまま放置していたら、取り返しのつかないことになってしまいます。
お風呂は湿気がこもりやすく、入浴のたびに水滴が天井に溜まります。
そこから、高い温度と湿度が好きなカビが、目に見えないところで繁殖しやすくなるのです。

お風呂にカビがすぐ生える理由

カビの菌が天井に潜んでいると、その胞子が浴室全体に降ってきます。
何度カビの除去をしても、すぐにカビが生えてきてしまう!という人は、この天井のカビ菌が原因かもしれません。
天井の掃除をおろそかにしていると、いくら床や浴槽をきれいにしても、カビが再発生するという悪循環に陥ってしまうのです。
このように厄介な状況になる前に、定期的な掃除で清潔なお風呂を保つようにしましょう。

お風呂の天井の掃除

フロアワイパー

手が届かない天井の掃除には、フローリングのほこりを取る時に使う、フロアワイパーが便利です。
長い柄のついたフロアワイパーは、天井を拭くのにも楽ですし、踏み台を用意することもありません。
また四角い形状のワイパーヘッドは、天井の四隅をきっちり拭くことができるので、スイスイ掃除を進めることができますよ。

重曹とクエン酸

あとは重曹クエン酸、さらにスプレーボトルです。
クエン酸大さじ1杯を100mlの水で溶かしたものを、スプレーボトルに用意します。
重曹も同じ割合で溶かして、スプレーボトルに入れておいてください。
浴室の天井が広い場合は、それに合わせてそれぞれの溶液の量も多くしてくださいね。
天井のカビの部分に、そのクエン酸液を吹きかけます。
その後、重曹スプレーを吹きかけます。
クエン酸と重曹が反応して、泡が立ってきます。
数十分放置して、あとは水をかけて流すか、濡れた雑巾で拭きあげてください。
跡が残らないように、しっかりと拭くことが大切です。

お風呂の天井掃除の便利グッズ

次に、天井の掃除に役立つ意外な便利グッズとして、自動車を洗う洗車ブラシもおすすめです。
洗車ブラシは、ホームセンターなどで安価で手に入ります。
この洗車ブラシには数多くの種類がありますが、浴室の天井掃除に使えるのは、ボディ用のブラシです。
ボディ用ブラシは毛が細く柔らかいため、傷を付ける心配がありません。
ボディ用以外のブラシは毛が硬いので、浴室の掃除には向いていないことを覚えておいてください。
また、実際に車を洗っているブラシを使うことも避けましょう。
ブラシの中に砂利などが残っているため、使わない方が無難ですね。
もし洗車ブラシを使おうと思ったら、浴室専用のブラシを新たに購入する必要があります。
ここまで簡単な掃除方法をご紹介してきましたが、注意する点があります。

お風呂の天井掃除の注意点

浴室内の他の箇所の掃除と違い、天井は水分が落ちてきて、自分にかかってしまうことがあります。
重曹やクエン酸は体に悪影響はありませんが、やはり服や体が濡れてしまうのは、気分のいいものではありません。
ですから、直接しずくが垂れてきて濡れても大丈夫な服装をしてください。
もう捨てる予定だった服を着て作業するのもいいですね。
肌へのダメージが気になる人は、長そでの服を着たり、フードが付いたレインコートを着るのもいいかもしれません。
メガネマスクゴム手袋などがあると、さらに安全です。

換気も重要!

また、換気を十分にしましょう。
窓と扉を開け、換気扇を動かしながら、空気が浴室内にこもらないようにしてください。
もし構造上窓がなく、空気の流れを作り出せない浴室なら、扇風機を回し、風の通り道を確保するのもおすすめです。

お風呂の椅子の上に立つのはダメ

長い柄のついたフロアワイパーがあれば踏み台は必要ありませんが、どうしても手が届かないところがある場合は、足場が必要です。
かと言って、お風呂用のイスを使うことはおすすめできません。
お風呂用のイスは、立って使うことを想定して作られていません。
その上に立って作業するのは、とても不安定になり、転倒の可能性もあります。
もし必要になったら必ず安定性のあるものを用意し、お風呂用のイスを足場に使うことは避けましょう。

天井をきれいに保つ方法

せっかく天井のカビ取りをしたら、それを長くキープしたいもの。
それにも重曹が活躍します。
水200mlに対して重曹を小さじ1杯を溶かしたものを、スプレーボトルに作っておきます。
お風呂を使うたびに、フロアワイパーで天井の水分を吸い取ってから、重曹水を吹きかけておけば、カビが再び繁殖するのを防いでくれます。
重曹とクエン酸を使ったお風呂の天井掃除の方法、いかがでしたか?
天井についたカビは、目に見えなくてもだんだん増殖していくものです。

月に1回は天井の掃除を!

汚れが目立たなくても、月に一度は天井の拭き掃除をしましょう。
少し手間と時間はかかりますが、浴室掃除をする際には、フロアワイパーを使った天井の掃除も、習慣にしてしまうのです。
天井の除菌をすることで、お風呂全体のカビの発生も、抑えることができますよ。

きれいなお風呂で毎日スッキリしましょう!

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