カルソニックカンセイ(KKRマレリが買収)赤字や倒産とは?

KKR傘下のマレリがカルソニックカンセイを買収しましたがそのマレリが事業再生で調整しているとの報道があります。

自動車部品の大手の会社が裁判外の紛争解決のADRを申請する方向で調整しているとのことです。

旧カルソニックカンセイは自動車部品の有名企業で業界ではKKR傘下のマレリに買収される事態も驚いていた人もいたようです。

今回のKKR傘下のマレリのADR申請で復活するのでしょうか。

KKRマレリが事業再生ADRを申請

KKR傘下のマレリが事業再生ADRを申請したという報道はロイターなども伝えております。

ブルームバーグなどの報道によると、自動車部品大手で米投資ファンドKKR傘下のマレリ(旧カルソニックカンセイ)は、業績悪化を受けて私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外の紛争解決)の申請に向けて取引銀行と調整に入った。

2021年12月期は4期連続の最終赤字となったもようで、日産自動車や取引銀行に支援を要請したとしている。金融機関に対する負債は1兆円規模と報じられている。

出典:ロイター


マレリの負債総額は1兆円にものぼるということです。

あまりにも大きな負債ということで自動車業界でも衝撃が走っているようです。

事業再生のADRを申請するということですが再生への道筋はどのようにつけるのでしょうか。

カルソニックカンセイ

旧カルソニックカンセイを買収したのがマレリです。

KKRがフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の自動車部品部門である伊マニエッティ・マレリを買収し、既に傘下にあったカルソニックカンセイと合併させたことによって2019年に誕生した。

2019年に合併しましたが数年で巨額の負債となりこのような事態になりました。

カルソニックカンセイは自動車部品の名門企業で名を馳せておりました。

有名な自動車部品の大企業が巨額の負債を抱える会社となったことに関しては関係者がかなりの驚きがあるようです。

買収

KKRがイタリアのマニエッティマレリ社を買収しました。

その時に既に傘下にあったカルソニックカンセイがそのまま会社として買収されたという形です。

様々な変遷を経てマレリとなった旧カルソニックカンセイですが日本の自動車部品の名門企業がこのような事態になるとは誰が予想できたでしょうか。

赤字や倒産とは?

マレリやカルソニックカンセイをネット上で検索すると「赤字」や「倒産」などの文字が出てきます。

カルソニックカンセイは昔に出てきたワードなのかもしれませんが嫌な予感を感じさせます。

業績が芳しくなく赤字でリストラなどがあるのは当然なのかもしれません。

事業再生をするということで倒産や破綻ではありません。

今後の自動車業界の再興とともにマレリは復活できるのでしょうか。

ツイッターなどネット上ではいろいろな噂もあるようです。

多くは日本の自動車関連の名門企業の復活を祈っているようです。

カルソニックカンセイが、日産の連結子会社になったのが、ゴーン時代の 2005 年。
2017 年にファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツに買収され上場廃止。
一兆円の負債って、それ以前に問題になってないはずがないのだけど、知ってて買収してないはずはないので、金融機関や政府が支援する前に、負債を負担するべきだろう。

曙ブレーキやサンデンに続き、お前もか!?って感じ。。。
負債総額1兆円規模の法的整理は、シャレにならない(金融機関はじめ取引関係先への悪影響が大き過ぎる)ので、なんとか私的整理で再生できるといいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です