2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏が死去いたしました。
益川敏英氏の死因に関しては上顎歯肉がんということです。
あまり聞きなれない病名ですががんでの訃報ということです。
享年81ということですが個性的なコメントなどもあり記憶にある方も多いのではないのでしょうか。
今回はノーベル物理学賞受賞の益川敏英氏の死去に関しての話題です。
益川敏英氏が死去
【速報 JUST IN 】ノーベル物理学賞受賞 益川敏英さん死去 81歳 #nhk_news https://t.co/otOdU1SK0A
— NHKニュース (@nhk_news) July 29, 2021
益川敏英氏の死去は多くの報道メディアが速報しております。
素粒子物理学の分野で、クォークに関する「小林・益川理論」で2008年のノーベル物理学賞を受賞した京都大名誉教授、名古屋大特別教授の益川敏英（ますかわ・としひで）さんが23日、上顎（じょうがく）歯肉がんのため死去した。81歳。
名古屋市出身、名大理学部卒。名大助手、京大理学部助手、東京大原子核研究所助教授を経て、1980年、京大基礎物理学研究所教授に就任、所長も務めた。03年から京都産業大（京都市）教授を務め、在任中にノーベル賞を受賞した。
名大では故湯川秀樹博士の中間子論を発展させた故坂田昌一博士の下で、素粒子論を研究。京大助手時代の73年、当時の同僚で後にノーベル賞を共同受賞する高エネルギー加速器研究機構の小林誠・特別栄誉教授とともに、原子を構成する基本的な粒子のクォークが6種類あるという「6元模型」を共同発表した。
当時、すでに3種類のクォークが発見されていたが、第4、第5のクォークに続いて94年、第6の「トップクォーク」が確認され、「小林・益川理論」は、ノーベル賞の有力候補と言われていた。
出典：毎日新聞
益川敏英氏はその功績もさることながら発言なども茶目っ気もあり印象的な学者さんというような感想もあります。
英語が苦手というエピソードもあります。
ノーベル賞の受賞のスピーチでも日本語で行ったということでも話題になりました。
それでも堂々たる演説でさすがとの印象を持った方もいるようです。
家族構成(嫁と子供)
益川敏英氏の家族構成にも関心が集まっているようです。
益川さんの妻(嫁)は明子さんで大学職員だったそうです。
大学院生の時代に奥さんと知り合ったということです。
子供に関しては息子さんがいるとのことですが学者になっているそうです。
物理学を研究しているのでしょうか。
共産党とは?
益川敏英氏に関して検索すると「共産党」の文字が出てきます。
益川氏は共産党員なのでしょうか。
以前に共産党の志位委員長と懇談をしたことがあるとのことですが共産党員ではないようです。
近年では政権への厳しい提言などもしていたということで訃報は本当に残念だとの意見もあるようです。
ネットの反応
ツイッターでは益川敏英氏の訃報に多くの悲しみのコメントが寄せられております。
印象的なコメントや動画がたくさん再生されているようです。
まさに天才とは益川さんのことだなどのコメントもあります。
日本の物理学に大きな功績を残した益川さんの死去は本当に残念だとの意見が多いようです。
インタビューに応えてる所を見た時、面白いお爺ちゃんという印象がありました。
私は初めて聞く病名です。
ご冥福をお祈りします。
よくぞ京産大に来てくれたと思う。学生達は益川さんの教えを旨に勉学に励んで欲しい。私は20数年前に京産卒。あまり勉強はしなかった。
偉大な功績は勿論、少し茶目っ気な感じもあり、親しみやすい方でもあったと思う。
御冥福をお祈りします。
一度しかお話しする機会はありませんでしたが、「この世の中の物質は、すべて一回燃えてるんだよ。面白いと思わない？」って、キラキラした目で仰っていたことが忘れられません。
益川博士のつぶやきカフェというエッセイ集を読んでほしい。頭脳明晰だけの冷たい学者ではなく、努力が報われない人や失敗した時にも、温かい眼差しを持っていたことがわかる。こういう人こそリーダーにふさわしいのではないか。
