神戸市に本社を置く洋菓子メーカーのパワハラでの不祥事で示談が成立したとのことです。
この暴言などのパワハラを受けたのは、ゴンチャロフ製菓で社員の前田颯人さんで、上司の暴言のパワハラで取り返しのつかないことになってしまいました。
ゴンチャロフ製菓は最初はパワハラなどの存在を認めていなかったということですが残された家族などが様々な証言などを集めて今回の示談につながったということです。
Twitterでも有名洋菓子メーカーでの不祥事に大きな話題となっています。
こういう会社には入らないのが1番だが、さっさと見切りつけて辞めても問題ないという教育も必要だと思う。
こういうブラック会社がまだ日本にはゴマンとある
今回は示談となったゴンチャロフ製菓での暴言などのパワハラの不祥事に関しての話題となります。
ゴンチャロフ製菓でパワハラ
ゴンチャロフ製菓での暴言などのパワハラでの示談は下記のように読売新聞が報道しております。
神戸市の洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」に勤務していた前田颯人(はやと)さん(当時20歳)が2016年に死去したのは、上司のパワーハラスメントや長時間労働が原因だったとして、同社が遺族に謝罪し、示談していたことがわかった。
会社側は当初、パワハラなどを認めていなかったが、遺族が集めた同僚らの証言が会社の態度を変えさせた。
弁護士によると、前田さんは高校卒業後の14年4月に正社員として入社し、神戸市内の工場でチョコレートなどの製造を担当。上司は工場で不良品が出たことについて、「お前、牛の餌を作っているのか」と叱責(しっせき)するなどのパワハラを繰り返した。
前田さんは月80時間を超える時間外労働が3か月続いたこともあり、15年12月にうつ病を発症。16年6月に自殺した。
出典:読売新聞
ゴンチャロフ製菓では当初パワハラなどは存在しないとの立場でした。
しかし、遺族が従業員などに聞き取りなどを地道に行い「牛の餌」発言を集めたということです。
未来のある若者がこのような暴言でのパワハラに耐えられなくなったということで憤りを抑えられない方もネットユーザーの中には多いようです。
ゴンチャロフのブランドにも傷がつきイメージもかなり悪くなったようです。
暴言の上司は誰で名前は?
ゴンチャロフ製菓での暴言は誰が吐いていたのでしょうか。
今回の暴言でのパワハラは事件化していない状態で兵庫県警なども動いておりません。
パワハラの上司が誰かなど実名などでの報道はありません。
示談が成立したということでゴンチャロフのパワハラ上司の名前などは今後表には出てこないものと考えられます。
牛の餌の発言
ゴンチャロフ製菓での暴言は「牛の餌」という発言で注目を集めました。
丹精込めて作った洋菓子を「牛の餌」と呼ばれて精神的にもショックだったのではないのかなどのツイートもあります。
そして牛の餌を作ったり畜産に関係している方への冒涜ともとれる発言にもつながります。
ゴンチャロフはこの「牛の餌」発言をどのように受け止めて今後の社内のパワハラ防止に役立てていくのでしょうか。
ネットの反応
ゴンチャロフ製菓での「牛の餌」という暴言のインパクトが強くSNSでも大きな話題となっています。
そんな例え方があるのかなどの意見もあります。
ゴンチャロフ製菓の評判はかなり今回の暴言の不祥事でダウンしました。
1年半ほどスーパーの水産部でパートタイマーとして働いていましたが、暴言というより厭味ったらしい言い方はずいぶんとされましたね。「これ、出しといて」というところを「何で出さないんだよ!」とか、逆に「これ出して良いんですか?」と聞いたら「出して良いじゃない、出さなきゃいけないんだよ!」等。
知り合いの人が取引先の製品検査に立ち会うたびに「仕事か自分かという場面になったら間違いなく自分の心と体の健康を優先してください。心と体が健全でない人が品質管理をできるわけがありません。仕事はお金で取り返しつきますが、人の命はお金では取り返しつきません。ご自分とご家族の時間を大切にしましょう。発注者として変えなければいけない点があれば何でも言ってください。」と毎回おっしゃるそうです。世の中にはそんな会社もあるのに。
長年パワハラ受けていました。
私は耐えに耐えてブチ切れましたが
叱責され続けると、心が抉られ
自分が消えてしまったら楽かな…とか
負の方向へ考えが行ってしまう気持ちもわかります。
でも、仕事なんて他にいくらでもある。
そんな辛い思いしてまで働く必要などない。
悩んでいる人に言いたい。
何より大事なのは自分の命と尊厳です。パワハラを受け止めすぎて壊れるくらいなら
その場から逃げましょう。
逃げる事は負けではないよ。