NHKのTwitterでの企画の「ひろしまタイムライン」が炎上しているということです。
この「ひろしまタイムライン」の中で「朝鮮人」という単語を使って半島出身の人間のとった態度を非難するような内容になっているということです。
Twitter上ではヘイトを捏造しているのではなどのコメントなどもあるようでかなりの炎上騒ぎになっております。
当時の日記をもとに作ってるのに、それを勝手に表現変えたらそっちの方が大問題でしょ。問題があろうがなかろうが、当時生きた人の生の声を現代風に作ってるんだから、表現も当時のままじゃないとおかしい。
こうした批判で歴史を捻じ曲げるのは良くないよ。
75年前とはいえ、当時の日記なのだから忠実に再現しなければ歴史を改変してしまうだろう。
歴史をどのように扱うのかどのように現代の人間にわかるように伝えるのか、何が真実で何が歪曲なのかなどの問題が内包されておりますが捏造などはダメだろうという意見もあります。
ネットで炎上状態になっている「ひろしまタイムライン」に関して今回は注目してみます。
ひろしまタイムラインの朝鮮人
8月20日にシュンが発信したツイートについて、お問い合わせなどいただきましたが、これはシュンのモデルとなった人物の手記やインタビュー取材での実際の表現にならったものです。詳しくはNHK広島放送局のHPにある「ひろしまタイムライン」へ。https://t.co/iPnz41Rxse
— シュン@ひろしまタイムライン (@nhk_1945shun) August 21, 2020
「ひろしまタイムライン」の朝鮮人という言葉に関してはHUFFPOSTが下記のように報じております。
NHKが運用するTwitterアカウント企画「1945ひろしまタイムライン」が、「朝鮮人」という言葉を使って、終戦直後の朝鮮半島出身者の行動を非難するツイートをし批判を浴びている。
「ひろしまタイムライン」は、戦中戦後の広島に生きた実在する3人が「もし75年前にTwitterを使っていたら」との設定。
「自分たちの言葉でつぶやきます」として、日記やインタビューを元に創作した文章を、2020年3月から、1945年の日付と合わせて毎日ツイートしている。特に、原爆投下前後に広島で起こったことや、そこに生きた人の感情を、臨場感あふれるツイートで伝えているとして話題になっていた。
一方、今回問題になっているのは8月20日に行われた終戦当時13歳だった「シュン」のものだ。「シュン」はこのように書いている。
ツイートはあくまでも当時13歳の「シュン」の視点によるもの。当時彼が使っていた言葉や感じた気持ちであることなどはサイトなどで説明されている。
しかし、一方で8月20日のツイートに対しては
・日頃から特に朝鮮半島出身者に対する差別や誹謗中傷の温床となっているTwitterという場所で、この気持ちを注釈なしで投稿するのは適切ではないのではないか
・戦争の全体像を知らない民間人個人の視点や当時の感情を共有することに主眼を置くあまりに、朝鮮半島出身者に対する戦時中の日本の加害責任についての視点が置き去りにされ、不適切な伝え方になっているのでは
などの観点から疑問の声が上がっている。
出典:HUFFPOST
この「ひろしまタイムライン」はNHKの企画で終戦当時13歳だった主人公が現代風につぶやくというツイッターを使ったものです。
ツイートしているのは広島県内の高校生ということです。
従って厳密な当時の表現ということには完全には縛られない部分もあるとのことです。
それが今回の朝鮮人発言というもので炎上している原因なのかもしれません。
ヘイト捏造で炎上か
画像引用:https://twitter.com/nhk_1945shun/
「ひろしまタイムライン」は主人公のシュンの発言が捏造だとして炎上しております。
Twitterへの文章を作成した高校生はヘイトの意思や捏造の意識はあったのでしょうか。
現代の10代が思う当時の13歳の少年の気持ちということで完全なノンフィクションの企画ではないとのことですが歴史に関することなので発言などはもっと歴史に忠実にそして調査も慎重に行うのがいいなどのコメントもあるようです。
現在ヘイトの捏造ということで炎上しておりますがこれが落ち着くめどはあるのでしょうか。
ツイートした高校生は誰で名前は?
このNHKのTwitterを使った企画の「ひろしまタイムライン」の炎上はネット上でかなりの話題になっております。
ツイートを担当した高校生は誰なのでしょうか。
この企画でツイートを担当している高校生の名前などは公表されておりません。
通っている高校名なども広島県内ということのみが明らかにされている状態です。
Twitterの反応
批判があってもいいが、別に悪いことでは無い。
このシュンなる人のツイートの話しは以前に別の記事で見た事があるが、日本国内で起きた事実を書いただけであり差別でもヘイトでもなんでもない。
古い小説なんかでも、今は不適切とされる様な表現をそのまま使用してる場合多い。
当時の状況を伝えるというコンセプトからしても、差別だというならなおさら隠してちゃダメでしょ。
このツイートに対して批判している方は、このひろしまタイムラインの意図を分かってないんでしょうね。
こちらのひろしまタイムライン、当時の方の大変な状況が他人事とは思えず、毎日投稿を見ていますが、今まで知らなかった事実ばかりでとても勉強になります。
ですが、なぜハフポストはこの批判的な部分を抜粋されているのでしょうか?少なからず、このTwitterを見てる方なら、もっと伝えることはあると思います。