女優の宮城まり子さんが死去いたしました、享年93ということです。
養護施設のねむの木学園の運営をしていたことでも知られ皇族とも交流があったことで宮城さんは知られております。
Twitter上でも宮城さんの訃報を悲しんでいるツイートがたくさん見られます。
ずいぶん前だが、ねむの木学園の生徒さん達が描いた絵が展示してある展覧会に行った事がある。握る力が弱い子供でも描ける水彩マーカーを使った鮮やかな絵に驚いた。
私財を投じて子供たちの為に尽くされた事に敬意を表すると共にご冥福をお祈り申し上げます。
今回はこの宮城まり子さんの逝去に関して取り上げます。
宮城まり子死去!死因は病気?
日本で初めての肢体不自由児の養護施設「ねむの木学園」を運営してきた女優の宮城まり子さんが21日、亡くなりました。93歳でした。https://t.co/sl0KQSvb6g
— 毎日新聞 (@mainichi) March 22, 2020
女優の宮城まり子さんが死去した報道は毎日新聞がこのように報じております。
日本で初めての肢体不自由児の養護施設「ねむの木学園」を運営してきた女優、宮城まり子（みやぎ・まりこ、本名・本目真理子＝ほんめ・まりこ）さんが21日、死去した。93歳。
東京都出身。1955年に「ガード下の靴みがき」で歌手デビューした。その後、ミュージカル女優などとしても活躍し、テレビドラマ「てんてん娘」や映画「オンボロ人生」で地位を築いた。
脳性まひの子の役を演じたことなどから障害児教育への関心を高め、68年に私財を投じて「ねむの木学園」を静岡県浜岡町（現御前崎市）に開いた。
74年、障害のある子どもたちとの日々を描いた記録映画「ねむの木の詩」を製作・監督して反響を呼んだ。
97年、施設を同県掛川市に移すとともに「ねむの木村」を開設。
出典：毎日新聞
宮城さんは脳性まひの人物を役柄で演じてハンディキャップのある子供などへの関心が高まったようです。
ねむの木学園は宮城さんの代名詞的存在で障害児教育などに興味のない方も知っているかもしれません。
私財でこのような施設を作り本当に人間への愛がある方だなどの投稿がされております。
宮城さんの死因に関しては報道では何も触れられておりません。
しかし、93歳という年齢からすると老衰だけでなく様々な病気にかかっていた可能性もあります。
一部ではがんだったのではなどの噂もありますがどのような病気だったのかに関しては今後の発表になるかと思います。
夫は誰で結婚は?
宮城まり子さんの夫は誰だったのでしょうか。
宮城さんは作家の吉行淳之介さんとパートナーの関係で婚姻関係ではありませんでした。
従って結婚はしていないので夫や旦那ではなく事実婚としてのパートナーが吉行さんということで言えるでしょう。
学歴は法政大学?
宮城まり子さんを調べていると「法政大学」という文字が出てきます。
宮城さんは法政大学が出身校なのでしょうか。
宮城さんは法政大学を卒業したわけではなく同姓同名の方のようで、心理学者ということです。
ネットの反応
真に人を愛して生きた人。日本のマザーテレサ。
お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さい。ねむの木学園が宮城さんの意志を受け継ぎ守って行くことを心より願っております。
私がまだ若い頃、しょうがい児の養護施設でボランティアをさせて頂く機会あり、その時に仲間から宮城さんの存在をしり、その果てしない愛情と強さがまぶしくて強く心を振り動かされたのを覚えています。
記事には触れられていないが、宮城さんが声優をされていた「まんが世界昔ばなし」に思い入れが強い人が沢山いると思います。
私も欠かさず観ていました。
宮城まりこさんと云えば 吉行淳之介さんが真っ先に浮かんできます。
吉行さんは随分前に先立たれ 宮城さん 凄く寂しかった事でしょうね…。
きっと 宮城まりこさんは 吉行さんの傍へ安心していかれたんじゃないでしょうか。
凄く前向きに、一生懸命運営されてまいりましたね！！！素晴らしい女性です。
ねむの木学園詐欺事件
ねむの木学園では2011年に詐欺事件があり職員も逮捕されております。
宮城の口座から現金約3100万円をだまし取ったとして、ねむの木学園元職員と音楽家の朝比奈圭の2人が詐欺罪で逮捕。
9月、東京地裁よりそれぞれ懲役2年、懲役4年6月の有罪判決を受けた[5]。同学園や宮城の個人口座からは計約5億円が引き出されているという
2012年2月16日、東京高裁は一審判決を破棄し、朝比奈圭に懲役4年の有罪判決を言い渡した（ねむの木学園元職員は実刑確定）
この詐欺事件は宮城まり子さんの口座から巨額の現金を持ち出したということで社会的にも大きな関心を呼びました。
ねむの木学園の職員に裏切られもし悲しい思いをしていたのではないでしょうか。
波乱万丈の宮城さんの人生ですがこのブログでは到底書ききれないので詳細なプロフィールなどはwikiなどを参照してください。
