野田女児事件の裁判が判決公判があり栗原勇一郎被告に懲役16の刑が言い渡されました。
この裁判は裁判員裁判ですが裁判長がいて前田巌裁判長がつとめております。
懲役16年
短すぎ
求刑どおり18年でもよかった。
18年の求刑に対して16年の懲役の言い渡しでネット上では短すぎるのではなどのコメントがたくさんあります。
今回はこの野田女児事件の裁判員裁判の裁判長をつとめた前田巌裁判官に関して取り上げます。
前田巌裁判官の学歴は東京大学
栗原心愛さんが死去した野田市の女児事件の千葉地裁の判決は千葉日報が以下のように報じております。
栗原勇一郎被告(42)の裁判員裁判の判決公判が19日、千葉地裁であり、前田巌裁判長は懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。
弁護側は、心愛さんのための教育が「結果として行き過ぎた行動になった」としている。
検察側は、心愛さんに責任転嫁して自らの行為を正当化していると非難。
「同種事案の量刑傾向を大幅に上回る量刑」として懲役18年を求刑した。
出典:千葉日報
検察は同様の事件での量刑よりもかなり重い懲役18年を求刑しております。
そして裁判員裁判の結果懲役16年が言い渡され、SNS上ではなぜ2年間の減刑があったのかなどの批判の投稿も相次いでいる状態です。
この裁判員裁判をまとめたのが前田巌裁判長ですがどのような学歴だったのでしょうか。
前田巌裁判官は東京大学法学部卒業です。
出身高校は調べてみましたがどこにもデータがありませんでした。
その後司法試験に合格し平成2年に司法研修所だい43期生となります。
野田女児事件裁判長の経歴は?
前田巌裁判官は今回野田市での女児事件での裁判長を務めておりますがそれまでの経歴はどのようなものだったのでしょうか。
司法研修所を終えてからは千葉地判や東京地決そして静岡地判などをまわります。
そして東京地裁本庁で刑事裁判官として就任します。
2020年の野田女児事件では裁判員裁判での裁判長を務めることになりました。
裁判員裁判とは
裁判員裁判とはどのようなものなのでしょうか。
裁判員は、刑事裁判の審理に出席して証拠を聞き出し、裁判官と対等に論議して、
被告人が有罪か無罪か(被告人が犯罪を行ったことにつき「合理的な疑問を残さない程度の証明」がなされたかどうか)を判断します。
原則として、裁判員6名と裁判官3人が、ひとつの事件を担当します。
裁判員裁判でも民間から選ばれた裁判員だけでなく3人の裁判官とともに事件を判断していきます。
最後に裁判長が判決を被告に言い渡すということです。
ネットの反応
なんで2年減らした!!法律がおかしすぎる!!
司法って
検察の求刑より軽くしがちだけど
むしろ重くしてもいい位だと思う
被告は18年の刑期を経ても60歳、人生をやり直そうと思えばできる。
前田巌裁判長は何故、求刑から2年も割り引いたのか?