東芝ITサービスが200億円を超える架空取引をしたとして社内調査の結果を一部公表した模様です。
東芝ITサービスは東芝の子会社ですが不祥事が続いていた同社で立て直しを図っていたところでの巨額不正事件となりそうで関係者頭をかかえているようです。
循環取引が想像されるが、どのような架空取引だっただろうか。
主体的な関与がないというのはどういうことか。相手の会社が何処か開示すべきだ。
架空取引での200億円の不祥事ですので複数人がかかわっていたのかもしれません。
今後の東芝ITサービスの報道からは目が離せません。
東芝ITサービスが倒産?架空取引は誰で部署はどこ
東芝ITサービスの200億円の巨額架空取引の事件はアベマタイムスなどがこのように報道しております。
東芝は18日、子会社の「東芝ITサービス」で、200億円規模の架空取引が見つかったと発表した。
東芝によると、去年11月末ごろ、子会社の東芝ITサービスで存在が疑われる取引が複数年にわたって行われているとの情報があり、社内調査の結果「架空取引」だったことが確認された。
架空取引の総額は今年度の第2四半期までの半年間だけで200億円規模と見込まれていて、複数年での総額がいくらになるかはまだわかっていない。
詳しい事実関係などは引き続き調査中だが、現時点で東芝ITサービスの主体的な関与を認定する証拠は見つかっていないという。
出典:アベマタイムス
報道では東芝ITサービスの主体的な関与はなかったかのような感じです。
主体的な関与とはどのようなものなのかの定義がはっきりしませんが客体的な関与はあったということでしょうか。
しかし、200億円の架空取引で巨額の損失を出すことが確実視されている状態のようです。
今後は具体的な架空取引に関与した社員などが告訴される見込みのようです。
この架空取引がどこの部署でおこなわれたのかに関しては公表されておりません。
おそらく購買部的な社外の会社と取引をするような部署でおこなわれたのではないかとの憶測が流れております。
この架空取引をおこなった社員が誰かなどの情報はまだ入ってきておりませんので名前などの情報が入ればすぐに追記していきたいと思います。
一部で倒産の噂なども流れているようですがこれはデマのようです。
Yahooなどで東芝ITサービスを検索すると倒産の2文字が出てくるのでそのような早とちりをする方が出た可能性もあります。
しかし、倒産などはしておりませんし親会社の東芝の資本はしっかりしているはずです。
相手企業は?
架空取引ということで東芝ITサービスの相手方となる企業が必要です。
この相手企業はどこの会社なのでしょうか。
現時点での報道はこの辺りも公開しておりません。
こちらも今後東芝サイドの社内調査の結果などから判明すればすぐに新しい記事を公開したいと思います。
年収いくら?
東芝ITサービスの社員がこのような架空取引の不祥事を引き起こした背景には年収が関係あるのでしょうか。
年収(給料)を調べてみました。
オープンワークというサイトの情報ですが新卒で11年目の29歳の社員の場合500万円ほどのようです。
この金額を見て高いと思うか低いと思うかはその人次第ですがお金が動機となって今回の不祥事は発生したとみるのが自然ですのでこの年収などもきっかけの一つとなった可能性は否定することはできないようです。
今回の架空取引事件は公表されたばかりで情報がほとんどまだありません。
したがってこちらのサイトでは引き続き重要な新しい情報が入り次第お伝えしていこうと考えております。
ネットの反応
また東芝の事件かと感じる方もいるようですが東芝とは違う法人です。
しかし、東芝ITサービスとして連結子会社として存在しているのでその監督責任などは問われるべきだとの声もネットにはあるようです。
詳細が全くわかっていないのでコメントも憶測によるものが多いと考えられます。
やはり先の粉飾の時に上場廃止させるべきだった。東証はNYSEやNASDAQに較べて対応が甘過ぎる。市場を騙したのだから、金融庁や経産省も他人事にしてないで監督官庁として厳しい処分を下すべき。
東芝ITサービス
東芝デジタルソリューション(株)が100%株を保有。
この会社のある事業部(今はない)と一緒に仕事をしたことがありますが、随所で組織の体質というか文化に異質な点を感じた記憶があります。工場のある慣習も、それは江戸時代の代官様ですか、と。人も組織も常に視野を広げて変革が必要だと思います。
架空取引の不正を黙認せず、勇気を出して指摘された外部の方、
また不正の発表を報道されたマスコミの方々の行動力は素晴らしいです。