飲食業界で新型コロナウイルスの影響により破産の企業が出ました。
個室居酒屋で業務を拡大してきたアンドモワ株式会社が東京地裁に自己破産を申請いたしました。
日本全国に350店舗を展開し売上高も最盛期には200億円に迫る勢いでした。
ネット上では顧客が残念だなどのコメントをSNSに残しているようです。
アンドモワさんは好きな居酒屋さんグループだったから率直に残念という気持ちです。アンドモワさんのお店は美味しいし私が行ってお店はスタッフのみなさんの接客は素晴らしかったから、いつも嬉しいし幸せな気持ちにしてくれました。
昨今の情勢を考えると致し方ない面はあると思いますけど、やっぱり好きなお店がなくなるのは辛いですね。
ただ、従業員のみなさんはこれから他の仕事を探したりで大変だと思います。
本日は飲食業界のアンドモワ株式会社の自己破産に関しての話題です。
アンドモワが自己破産
個室居酒屋の大手企業のアンドモワ株式会社が自己破産を東京地裁に申請いたしました。
帝国データバンクがアンドモワの倒産理由などを下記のように報道しております。
アンドモワ(株)(TDB企業コード:582408272、資本金1億円、東京都港区芝2-12-15、代表飛高和也氏)は、3月31日に東京地裁へ自己破産を申請した。
当社は2005年(平成17年)6月創業、翌2006年(平成18年)4月に法人改組した飲食店経営業者。東京、大阪などの都市圏を中心に、居酒屋、ファミリーレストラン、中華料理店、イタリアン、釜飯、ちゃんこ鍋など様々な業態を「桜坂」「竹取御殿」「柚柚~yuyu」などの店舗名で約350店舗を展開。
特に個室居酒屋に強みをもち、法人の宴会需要をメインターゲットとし、価格とサービス、ネット上のプロモーションを重視した営業を展開、2019年8月期には年売上高約181億円を計上していた。
2020年2月以降は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、メインとしていた宴会需要が消滅。2020年8月期の年売上高は約98億円に急減、大幅赤字を計上し、債務超過に転落していた。この間、同年6月5日付で全店舗を休業し、従業員のリストラのほか順次店舗の撤退を進めていた。
出典:帝国データバンク
アンドモワ、新型コロナ影響で2021年10月倒産・破産申請へ-居酒屋大手、買収したファミレス「カーサ」も消滅かhttps://t.co/kQiB6Qa3s2 pic.twitter.com/LCFPXp4cLs
— 都商研ニュース(公式) (@toshoken_news) November 1, 2021
アンドモワは単一のブランドではなく多くの店舗名を抱えておりました。
居酒屋やファミレス、ちゃんこ鍋など業態なども様々でコストもその分かさんでいたようです。
個性的な店舗も多くファンもいて今回の破産の報道は本当に残念だなどの意見もあるようです。
潰れた閉店理由は
アンドモワの潰れた理由は何だったのでしょうか。
新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言があり全店舗の閉店など厳しい環境が続いておりました。
アフターコロナとして新型の業態の店舗を企画していたようですが全面的に展開する前に破産になってしまいました。
未払い
アンドモワに関してはネット上で「未払い」などの単語も出てきます。
従業員の給料の未払いなどもあるのでしょうか。
この点に関しては休業支援金などの国や地方自治体の政策もあり確認ができません。
未払いなどは単なる噂の可能性のようです。
最悪の夜逃げとは
アンドモワに関してはいろいろな単語がネット上にあるようです。
その中で「最悪」や「夜逃げ」などのネガティブなワードもあります。
検索するとサジェストワードというもので「最悪」とか「夜逃げ」などの否定的なワードが出てきてしまいます。
そんな夜逃げなど最悪な行動はあるのでしょうか。
いいえそのようなことはないという感じのようです。
赤坂の弁護士事務所を通しての自己破産手続きとなり社長などの経営者は夜逃げなどはしておりません。
様々な否定的なイメージがついてしまいましたが自己破産ということで再起の可能性もあります。
Twitterではアンドモワの倒産に関しては多くのコメントが残されているようです。
ここの前身は大阪で創業した川中商事です。
ぐるなびやホットペッパー等のネットメディアをフルに活用して、安い宴会コースで客を集めることに注力したことで業績を伸ばした会社なので、店舗の立地も路面店は無く基本的に地下や空中テナント。
メディア映えするように店舗の見た目にはある程度気を遣っていたが、客をギリギリまで詰め込むことを重視し、個室内は一度座るとトイレにも立ちにくいような狭さでした。
とある居酒屋チェーンの居抜きでオープンする際に、キッチンの広さを半分以下にして客席を広げたなんて逸話もあります。
因みに創業者は数年前に会社を売り抜けてます。
倒産はこれからだと思います。
コロナ融資が、今年の春から大多数の借入している企業の返済が始まります。
企業の集まりで、色々の代表者に会いますが、返済が始まるから給料があげられないと言うのが本音らしいです。