ピョンヒス死去|死因は誹謗中傷で経歴は?

韓国の元軍人で性転換手術を受けていた人物が死去いたしました。

死去が確認された除隊措置となっていたのはピョンヒスさんで23歳ということです。

ピョンヒスさんの死去に韓国軍などは驚きを隠せないようです。

今回はピョンヒスさんの訃報の報道に関しての話題となります。

ピョンヒス死去

ピョンヒスさんの死去は朝鮮日報が下記のように報道しております。

兵役中に性転換手術を受け、除隊措置となった元・下士(兵士の階級の1つ)のピョン・ヒスさん(23)が忠清北道清州市内で死去しているのが発見された。

兵役中に性転換手術を受け、兵役続行を申請した現役軍人は韓国軍創設以来、初めてのことだった。

ピョンさんは清州市内の別の地域で暮らす両親と離れ、マンションで一人暮らししていたという。

2月に裁判所から性別訂正許可を受けたピョンさんは、軍に「除隊処分は不当だ」として再審査を求める人事請願を提出した。軍が「除隊処分の違法性は確認できなかった」と棄却すると、ピョンさんは大田地裁で除隊処分取り消しの行政訴訟を起こした。ピョンさんは来月15日にこの訴訟の第1回の口頭弁論を控えていた。

出典:朝鮮日報

ピョンヒスさんは男性から女性へと性転換したということです。

その事が要因となり韓国軍からは除隊処分となったようです。

しかし、除隊処分をめぐっては不当だという主張をしておりました。

その韓国軍からの除隊処分の取り消しを求めた裁判が4月に予定されておりましたが今回の死去となってしまいました。

死因は誹謗中傷

ピョンヒスさんの死因は何だったのでしょうか。

その遠因にはピョンヒスさんへの誹謗中傷があったのではなどの意見がネット上にあるようです。

軍人が性転換するというのは極めて珍しいのでその事実を受け入れられない方も韓国には多くいるとのことです。

直接の死因に関しては韓国の警察が詳細に調査しているようです。

経歴は

ピョンヒスさんの経歴はどのようなものだったのでしょうか。

京畿道北部の陸軍部隊で兵役を務めていたピョンさんは2019年11月、男性から女性への性転換手術を受けた。軍が「心身障害3級」に分類し、昨年1月に強制除隊措置に処すると、ピョンさんは顔と実名を公表して軍の措置に反発した。ピョンさんは当時の記者会見で、「国を守りたいという気持ちさえあれば服務できる世の中を作れるよう願っている」と語った。

23歳ということで韓国軍の中での経歴はそれほど長くはありません。

京畿道北部の陸軍部隊に所属し任務を遂行しておりましたが2019年の性転換手術により除隊となったとのことです。

心身障害と韓国軍から認定され強制的に除隊となったようです。

ピョンさんは実名と顔画像も公表して裁判で戦う意志を示しておりました。

ネットの反応

ピョンヒスさんの死去はネット上でも大きな反響があるようです。

トランスジェンダーや軍の規律の問題など様々な事項が絡み合っている難しい問題とのことです。

このピョンさんの死去は現在の韓国軍に動揺を与えているとのことです。

休暇中に性転換手術をいきなりやったらしいのですが批判の声もあるようです。

軍務に励んでいる最中に男から突然女に変わったから今後は女性兵士として扱ってくれと言うのは無理筋。

自分の意志で性転換は仕方ないとして、軍隊の休暇中にし、戻ったら女性として扱っては違うと思う。シャワーなど頭ではわかっていても、見た目でやはり判断してしまうと思う。

兵役が終わるまでの1年半も待てず、希望通り性転換を果たした。

軍に所属していて、すでに「男性」として働いているなら、性転換をする前にまずは上層部との話し合いや相談が必要だと思う。

軍にやってほしいこと、軍が出来ること、性転換後の扱い方等を擦り合わせてから行う方が不幸にはならなかったんじゃないかなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です