一般社団法人のキャンサーペアレンツの創設者の西口洋平さんが死去いたしました。
享年40歳という年齢での逝去ですが死因は胆管がんということです。
30代、40代の小さな子供がいるような親の世代ががんになったときに頼れる組織がないということで西口さん自身がキャンサーペアレンツという法人を立ち上げました。
40歳という年齢での訃報にTwitterでも追悼の言葉が並んでおります。
この人の意思は、これからも引き継いでいって欲しい。
まだ若いのに残念です…
幼い子を持つ親ががんを患い,そのがんが完治できないとなったらどれだけ心的負担が重いか。
まだこれからも活躍できる年代での死去で関係者には落胆が広がっているようです。
今回はキャンサーペアレンツを立ち上げた西口洋平さんに関して取り上げようと思います。
キャンサーペアレンツ創設者の西口洋平が死去,死因は胆管がん
キャンサーペアレンツ創設の西口洋平さん死去 40歳 https://t.co/ciUxBOazQK
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) May 13, 2020
キャンサーペアレンツの創設者の西口洋平さんが死去いたしました。
死因は胆管がんということで朝日新聞はこのように死亡を報道しております。
子育て世代のがん患者の交流の場などを運営する一般社団法人「キャンサーペアレンツ」の代表理事で、胆管がんをわずらっていた西口洋平さんが8日、40歳で死去した。葬儀・告別式は親族で行った。
2015年、人材会社の営業マンだった35歳のとき、ステージ4の胆管がんで完治は難しいと告げられた。6歳の娘にどう伝えれば良いか悩み、仕事、お金など不安は尽きなかったが、同じ年代や立場の人とつながれず、孤独だった。
翌年4月、インターネット上で子どもを持つがん患者がつながるサイト「キャンサーペアレンツ」を開設。その後、一般社団法人を設立し、抗がん剤などの治療を受けながら、ネット上や催しで交流の場を運営し、会員数は3600人を超えた。SNSなどでも発信をしつつ、企業や研究機関の調査への協力、「治療と仕事の両立」「がん教育」といったテーマでの講演など、活動の幅を広げた。
出典:朝日新聞デジタル
西口洋平さんの胆管がんが発見されたときはすでにステージ4で完治は困難な状況でした。
そしてそのときには娘さんが6歳ということで将来を絶望するような心境だったようです。
しかし、ご自身でがん患者の親をつなげるキャンサーペアレンツを創設し代表として活動してきました。
死因となったのは胆管がんでステージ4ということで他の場所にも転移していたようです。
出身大学
西口洋平さんの活動はものすごく大変で知識も必要なのは理解できますがどこの大学の出身なのでしょうか。
西口洋平さんは1979年生まれで大坂府出身です。
出身大学は神戸商科大学で現在の兵庫県立大学ということです。
商科大学の公立大学出身ということで組織の立ち上げの知識などはもともと何か持ち合わせていたのかもしれません。
大学での勉強がマネジメントでも生かされたのではなどのSNSでのコメントもあるようです。
入院先病院はどこ
がんになったパパママのコミュニティ、キャンサーペアレンツ代表の西口洋平さんが亡くなられたのを知った。
この半年、西口さんの事業メンターをさせてもらっていたので体調が悪いことは知っていたが、本当にショックで言葉が出ない。
もう一度、会いたかったよ、西口さん。 https://t.co/uxSUiTZOKe pic.twitter.com/rqZZf87KNj
— 駒崎弘樹 ( Hiroki Komazaki )@フローレンス「コロナこども緊急支援プロジェクト」 (@Hiroki_Komazaki) May 13, 2020
西口洋平さんは人材サービス会社に勤務していたときに胆管がんと診断されました。
ぎりぎりまで会社勤めをしていたようですが入院先などの病院名などは明かされておりません。
大坂府出身ということで府内の専門的な病院なのではというみかたもあるようですが緩和ケアのプログラムを受けていた場所などは明らかにされておりません。
胆管がんの予後はあまりよくなくステージ4が2015年に判明しそこから約5年間の闘病生活でした。
このキャンサーペアレンツの活動が今後どのようになっていくのか関係者は注目しているようです。
ネットの反応
いろいろなことを考えてしまうだろう。西口さんはどんな思いをもって旅立たれたのだろうか。
まだお若い。がんや難病は、若い人でもある日突然、発覚する。
つながりがほしくても、難しいとよく聞くため、そのような悩みを持つ方に、このようなつながりがあることを伝えたい。ご病気なのに、ネットワーク作りに尽力されたこちらの方は素晴らしいと感じました。いいものをお残しになりましたね。
コロナかと思ったが違うのか。
病はコロナだけではない事を改めて思い知る。
医療関係者の現在の激務が心配になる。