千葉県佐倉市の佐倉ふるさと広場ではチューリップが咲き乱れておりました。
しかし、そのチューリップを見ようと人が集まりはじめ花を刈り取ることになってしまいました。
そのような状況にSNSではかなりの反響があるようです。
確かにこの季節に綺麗な花が咲いていれば見たくなる気持ちも分かる。でもなぜ集まってしまうのか!400人て。
それぞれは、自分一人だけならとか、自分たち家族だけなら…くらいの気持ちで出掛けてしまったのかもしれないが、管理者の方から見て、このままでは危険だと思わせてしまう事態になった。
チューリップを刈り取った管理者側は本当にツライ気持ちだっただろう。
もっと想像力を働かせて、自分たちの行動がもたらす結果を考えてほしい。花がかわいそう。
せっかく咲いたチューリップを刈り取るという行為は管理者なども苦渋の決断だったでしょう。
今回はこの「佐倉ふるさと広場」のチューリップに関して取り上げます。
佐倉ふるさと広場コロナでチューリップ刈り取り!
花咲けば人密集…チューリップ80万本、無念の刈り取りhttps://t.co/U9YkSP03MV
イベントを中止にし、駐車場を閉鎖しても、早朝から次々と来場者が。佐倉ふるさと広場(千葉県佐倉市)は「このまま咲かせておくのは危険」と苦渋の決断をしました。写真は2018年のチューリップフェスタの様子です。 pic.twitter.com/Xk3Cnyt2FL
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) April 19, 2020
佐倉ふるさと広場のチューリップはコロナ感染で刈り取られてしまいました。
千葉県佐倉市が管理する佐倉ふるさと広場(佐倉市臼井田)で、市が新型コロナウイルス感染拡大防止対策として約100種類、約80万本のチューリップを全て刈り取った。
恒例の「チューリップフェスタ」は中止となったものの、チューリップを見物しに次々と人が集まったためで、密集を避けるため「このまま咲かせておくのは危険」と苦渋の決断をしたという。
新型コロナウイルス感染拡大でイベントは中止になり、駐車場も閉鎖したが、緊急事態宣言が出て初めての週末の11日は早朝から次々と来場者が増え、午後2時ごろには約400人が集まっていたという。
チューリップは今週末には満開となる見通しで、チューリップ畑には自由に出入りができる。市と市観光協会が協議した結果、14~15日に全てのチューリップを刈り取った。
出典:朝日新聞
チューリップを見るために人がどうしても集まってしまうようです。
駐車場がなくても様々な方法で佐倉ふるさと広場に来てしまうようです。
チューリップ畑には門などは無く自由に入ることができるので気晴らしもかねて出かけようとした人が多かったのでしょう。
数百人以上の人々が集まってしまいました。
感染のリスクがあるので仕方なく咲いていたチューリップを刈り取ってしまいました。
関係者にとっては本当に残念なことだと思います。
花はどこへ?
「花が可哀想でやりきれない」
佐倉ふるさと広場で、80万本のチューリップ全ての刈り取りが行われた。
緊急事態宣言以降も来場者が集まっており咲かせておくのは危険、と判断したという。https://t.co/Kbw6s9BWS4
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア / 世界各国に広がるニュースサイト (@HuffPostJapan) April 19, 2020
佐倉ふるさと広場で刈り取った花はどこへ行くのでしょうか。
花やなどへの出荷などはしないでそのまま刈り取って捨てられてしまうだけのようです。
花の需要も極端に低くなっており出荷などしても売れないのが現状でしょう。
新型コロナウイルス感染の予防の観点からチューリップを刈り取ってしまう結果になってしまいました。
ネットの反応
とてもキレイなチューリップが一面に咲いている情景、確かに見に行きたい気持ちは分かります。でも今の状況を考えれば“普通は”我慢できると思う。チューリップは今後もまだ咲く!落ち着いてから見に行こうよ。
これは悲しい…
ゲートがない場所だと入場制限も出来ないのかな?コロナ早く終わってくれ!
なんとも虚しい光景だね。土地勘のない無縁な自分まで悲しくなる。
育てた人たちはどんな気持ちだっただろうね。