香川県のネットゲーム依存症対策の条例に関して実施されたパブリックコメントで似た表現が多かったことが判明いたしました。
ゲーム規制などに対して賛成の意を示すパブコメがほとんど似たような表現のものばかりだったということで同一の人物が意見を寄せていたのではなどの疑いが起きております。
レビューとかで、可愛いとか面白いの一言で満点の星を付けて評価を底上げするサクラみたいなものかな。
まず条例の内容も国民のプライベートな時間の使い方を制限したり県外の事業者にも規制を求めるという非常におかしい
パブリックコメントはサクラが行っているのではなどの意見もあります。
そもそもそのような規制をして意味があるのかというそもそも論もあり議論はまとまる様子がありません。
今回は香川県のパブリックコメントでの不正の疑惑に関して取り上げます。
香川県パブコメで不正?
香川のゲーム条例のパブリックコメントが賛成意見多数だったけど、その用紙にパブリックじゃないIPが書かれていてプライベートコメントやん!!
って盛り上がってる話かhttps://t.co/0HVBW1wZWC
— snicmakino (@snicmakino) April 14, 2020
香川県のネットゲーム依存症対策条例でのパブコメの不正疑惑は朝日新聞がこのように報じております。
全国で初めて子どものゲーム利用時間を定めた香川県ネット・ゲーム依存症対策条例で、条例可決前に実施されたパブリックコメント(意見公募)に寄せられた「賛成」の多くが、同じような文言だったことがわかった。
パブコメは1月下旬から15日間、実施された。県議会事務局は3月、条例への賛成が2269件、反対が401件あったと公表していた。
開示された文書は、ほとんどが電子メールで、送信者の住所や名前は黒塗りにされていた。「賛成」は、ほとんどが「賛成します」「賛同します」とだけ書かれていたが、その直前に同じような表現が書かれたものも多数あった。
出典:朝日新聞
条例の可決前に市民の意見を広く聞く意味のあるパブリックコメントの制度ですが悪用された可能性もあるようです。
反対に対して規制にはその約5倍の賛成があったとのことで圧倒的に条例に賛同する意見が多かったことになります。
このパブリックコメントの賛成の多さが議決に影響を与えた可能性はあるのかもしれません。
192.168.7.21パブリックコメントへのIP?
パブリックコメントに意見を投稿するときにネットが使われました。
そしてネットに接続するときはIPアドレスというものがありこれが規制賛成の投稿では同じものが多数見つかったということです。
そのIPが「192.168.7.21」ということでSNSでは同じ人が投稿したやらせなのではなどの疑惑が持ち上がっているようです。
ゲーム規制賛成文の原本は誰が書いたか特定か
ゲーム規制の文言は
ゲーム依存により、判断の乏しい大人を生み出さない為(ため)に
子供達(たち)に与える影響様々ですので
他にも数種類ありますが賛成の意見を唱える短い文章です。
この原本は誰が書いたのでしょうか。
これに関しては朝日新聞の情報公開請求でも住所や名前のところは塗りつぶされており誰か特定はできないようになっておりました。
ネットの反応
ゲーム依存よりパチンコ依存も取り上げろ、子供がゲーム1時間って規制するならパチンカーも1時間にしろ
バイトでも雇って書かせたのかな
「私は判断の乏しい大人です」って言ってるようなものじゃん
今時、レポートや宿題だって丸写し(コピペ)なんてしないぞ・・・