劇作家の別役実氏が死去いたしました。
死因は肺炎ということですが新型コロナウイルスと関係あるかどうかはわかりません。
享年82歳ということで葬儀などはすでに親族のみで行ったそうです。
勝手に師と仰いでいました。ショックです。 御冥福を御祈り致します
コロナ感染騒ぎの最中、劇作家の別役実さんが亡くなられた。別役さんだったら、今のコロナ騒ぎをどのような不条理劇にするんだろう?などと考えた。ご冥福をお祈りします。
劇作家としてファンも多かった別役さんですが肺炎の病気での訃報となりました。
今回は別役実さんの死去とセンター試験などとのかかわりに関して取り上げます。
別役実が死去!死因は肺炎の病気
別役実さんの死去に関しては産経新聞がこのように報道しております。
戦後の日本演劇界で、不条理劇を確立した劇作家、別役実(べつやく・みのる)氏が3日午前0時12分、肺炎のため死去した。82歳。
葬儀・告別式は親族のみで行った。しのぶ会を開く予定だが、詳細は未定。
電信柱とベンチだけの簡素な舞台に、「男1」や「女1」など固有名詞のない人物が登場し、奇妙な会話から宇宙的な広がりを表現する独特の世界観で、日本の不条理劇を確立した。
近年はパーキンソン病を患い、入退院を繰り返しながら劇作を続けていた。27~28年、多くの演劇団体が横断的に別役作品を上演する「別役実フェスティバル」が開催されるなど、演劇人に大きな影響を与えた。
出典:産経新聞
別役実さんは後年、パーキンソン病にもかかっており厳しい条件の中で活動を続けられておりました。
演劇会に多大な影響を与えた人物がこの世を去ったということで関係者にはかなりの衝撃があるものと思われます。
直接の死因は肺炎ということですが今年になって世間を騒がせている新型コロナウイルスからの肺炎かどうかは明らかになっておりません。
不条理劇はなじみがない方もいるかもしれませんがこの機会に一度見てみると人生観が変わるかもしれないなどとコメントしている方もいるようです。
学歴経歴のプロフィール
別役実さんの出生した場所は旧満州になります。
第2次世界大戦の終了とともに日本に帰り早稲田大学政治経済学部に入ります。

早稲田大学を中退してそれが最終学歴になりますが早大は演劇界にも多数の人材を輩出している名門でもあります。
経歴としては劇団の「自由舞台」をつくりその後海外の不条理劇に影響を受けます。
昭和42年に岸田国士戯曲賞を受賞するなど頭角をあらわします。
その翌年からは早稲田劇場を離れ文学座などに多くの作品を提供いたします。
センター試験が代表作?

別役実さんを検索すると「センター」という文字がでてきます。
別役さんは「センター」という作品など作っていないはずですがなぜこのような文字が出てくるのでしょうか。
この「センター」という文字は「センター試験」のことです。

センター試験に平成18年に別役実さんの文章が出たのですがその後の抗議などで過去問題集などに掲載できないという事態になりました。
受験生にとっては過去問題を使っての演習は重要でその翌年や翌々年の受験をした方は苦労があったのかもしれません。
社会にも影響を与えたセンター試験問題ということで今でも別役実さんの名前を検索窓に入れると「センター」の文字が出てくるのです。
このときの作品が代表作というわけではないのですが受験生にとっては忘れられないものなのでしょう。
ネットの反応

別役実さんの逝去は多くのファンの悲しみをさそっているようです。
若い方にはなじみがない劇作家かもしれませんがここで名前を知った方は一度調べてみて興味があれば作品を見てみるのもおすすめです。
別役実さん…。先日、銀河鉄道の夜の映画を見たばっかり。
別役実さんの随筆を教科書で読んだなぁ。どうか安らかに…。
別役実の戯曲をちゃんと読み始めたのは最近だけど、生まれて初めて読んだシナリオ教則本(のようなもの)は『別役実のコント教室』だった。作例がどれも斜め上の発想で、笑いながら何度も読んだ。シュチュエーションを書く楽しさはあの本で学んだ。…ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。
別役実さん ご冥福をお祈りします。 奥が深い戯曲~役者が戦っていました。そしてこれからも。 私が、朗読を学んでいた時 別役さんの 『淋しいおさかな』という童話は バイブルでした。

