SMBC日興証券の取締役の佐藤俊弘副社長が逮捕されました。
大手の金融機関の副社長の逮捕ということで証券界にも大きな衝撃がはしっているようです。
SNSでも日興証券の副社長の逮捕ということでたくさんの批判などのコメントがあるようです。
大企業だと一口に「副社長」という肩書でも「代表取締役」から単なる「執行役員」の場合まである。
仮に「代表取締役」という形なら、ほぼほぼ企業全体にその責任が問われ「法人」としても重大なことに。
まぁ、仮に「執行役員」並だったとしても、法人としての責任を問われる。
このような株価操作は市場経済の根幹を揺るがす裏切り行為であり、米国などでは「即、実刑」になる場合も少なくない。
そういった意味でも、日興証券には一度破綻してもらうくらいの出直し的厳罰対応を望みたい。
本日はSMBC日興証券の佐藤俊弘副社長の逮捕に関してのトピックとなります。
佐藤俊弘SMBC日興証券副社長を逮捕
SMBC日興証券の相場操縦事件で、東京地検特捜部は法人としてのSMBC日興と幹部らを金融商品取引法違反の罪で起訴しました。さらに副社長の佐藤俊弘容疑者(59)を同法違反容疑で逮捕しました。相場操縦罪は金商法で最も刑罰が重く、大手証券がその罪に問われるのは初です。 https://t.co/PFm7yfX4xp
— 日経 法務・税務取材チーム (@nikkei_legal) March 24, 2022
SMBC日興証券の佐藤俊弘副社長の逮捕は証券業界に大きな衝撃を与えているようです。
東京地検特捜部は24日、SMBC日興証券の相場操縦事件で不正な取引に関わった疑いが強まったとして、金融商品取引法違反の疑いで佐藤俊弘副社長(59)を逮捕した。
出典:共同通信
SMBC日興証券は先日も部長級の社員が複数不祥事となるなど話題になってきました。
今回はナンバー2の立場である佐藤俊弘副社長の逮捕ということでSMBC日興証券には激震があるようです。
東京地検特捜部の捜査が入ったということで深刻な事態になっているようです。
相場操縦などは証券界では最もやってはいけない行動の一つです。
どうしてこのような不正に手を染めてしまったのでしょうか。
そして東京地検特捜部の捜査に間違いはないのでしょうか。
出身高校大学の学歴&経歴は?
佐藤俊弘副社長の学歴などのプロフィール的な部分も多くの人の関心を呼んでいるようです。
どのような高校や大学を卒業してきたのでしょうか。
佐藤副社長の出身の高校や大学名は判明しておりません。
日興証券のプロバーではなく三井住友銀行から来た取締役です。
三井住友銀行時代は常務取締役まで昇進していたとのことです。
その後SMBC日興証券の常務執行役員に就任し、副社長に昇進した経歴ということです。
三井住友銀行は人気の就職先でした。
佐藤副社長の年齢を考えると住友銀行や三井銀行などに就職するには東京大学や早稲田大学慶応大学などの出身でないとなかなか困難な状況だったようです。
卒業した大学名は現在調査中ですが難関大学を優秀な成績で卒業していたものと推測できます。
相場操縦
佐藤俊弘副社長は相場操縦をしていたとの容疑です。
株価の未来がわかってしまえば不正な事ができてしまいます。
証券に一番詳しい証券会社が株式などの相場を捜査していたとなれば深刻な罪です。
容疑や認否などはわかっておりませんが冤罪などの可能性はないのでしょうか。
ネットの反応
SNSでは大手の証券会社の佐藤俊弘副社長の逮捕に驚きの声が広がっております。
本当にSMBC日興証券という名門の会社のナンバーツーがそのような不正をするのかなどの声もあります。
東京地検特捜部の捜査の結果を待つしかないようですが相場操縦の真相はどのようなものなのでしょうか。
証券取引等監視委員会が金商法に抵触の嫌疑で
問題にする事案は、ほぼ国内資本の証券、機関
投資家や日本人ばかりだ。
外資系証券、ファンド運用機関等はまず摘発さ
れることはない。
政府間の問題になる事を回避して、恣意的に調べないようだ。
しかし、市場の公正性?透明性を担保する為の金商法であるならば、政治的な問題を排除して、全業者、機関、個人、法人に遍く規制すべきだ。
日興証券は預入金によってランク付け(ゴールド・シルバー・ブロンズ)されるのですが、そのランクによりIPOの当選確率が変わります。
当然、預入金の多いランク上位者の当選確率は上がるわけですが、これはかなり不平等と思います。
体質改善するならば、是非この辺も見直していただきたいと思います。