漫画家のみなもと太郎さんが死去いたしました。
みなもと太郎さんは歴史漫画家として知られ多くの有名な作品を残しております。
「風雲児たち」などが代表作で享年74ということでした。
ツイッターなどでもみなもと太郎さんの死去の報道に追悼のコメントが書き込まれております。
代表作のマンガ「風雲児たち」は、幕末を語るために関ヶ原の戦いからストーリーを展開するという独創的な視点が特徴です。教科書には描かれないエピソードを豊富に盛り込み、ギャグマンガで分かりやすく表現。
風雲児たちで多くのことを学ばせていただきました。
この作品のおかげで田沼意次や最上徳内、大黒屋光太夫など
評価がガラッと変わりました。
また郷土の宝暦治水を漫画一冊分取り上げていただいたことも
とてもうれしかったです。
今朝は、みなもと太郎さんという偉大な歴史漫画家の死亡に関して取り上げます。
みなもと太郎が心不全+肺がんで死去
漫画家・みなもと太郎さん死去 74歳 「風雲児たち」 https://t.co/GmueDdk2fP
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) August 19, 2021
みなもと太郎さんの直接の死因は心不全ということでした。
以前より肺がんでも闘病しており体の様々な部分に不具合もあったようです。
歴史大河漫画「風雲児たち」で知られる漫画家みなもと太郎(みなもと・たろう、本名・浦源太郎〈うら・げんたろう〉)さんが7日、心不全で亡くなった。74歳だった。
昨年から肺がんで闘病中だった。
京都市出身。1967年にデビュー。79年に連載を始めた「風雲児たち」は、関ケ原の戦いから幕末の動乱へ至る壮大な歴史を、ギャグ漫画のタッチで生き生きと描き、歴史漫画に新しい地平を開いた。
2004年に手塚治虫文化賞特別賞、20年に日本漫画家協会賞大賞を受賞。三谷幸喜さんの脚本で18年にテレビドラマ、19年に新作歌舞伎になった。続編「幕末編」を「コミック乱」(リイド社)に連載中だったが、未完に終わった。
出典:朝日新聞デジタル
みなもと太郎さんの死去は多くの漫画家に衝撃を与えております。
年齢が70代ということですが精力的に作品を作り続けてきておりました。
作品も未完となることが決定したようですが今後はどのようになっていくのでしょうか。
歴史を面白く漫画にし多くの方から親しまれてきた漫画家のみなもと太郎さんの不法は多くのファンからも残念に思われております。
これでまた歴史の1ページが終わったなどの感傷的なコメントもSNSにはあるようです。
息子は誰
同日写真シリーズ。2017年8月19日。みなもと太郎先生画業50周年パーティ。 pic.twitter.com/C7UWbUwFA5
— 永山薫マンガ論争編集長 (@Kaworu911) August 19, 2021
みなもと太郎さんに関してはネット上で息子は誰で何をやっている人物なのかということが話題になっているようです。
ネットの情報ではみなもと太郎さんの息子さんや子供に関する情報はほとんど無いようでした。
漫画家になっているのではなどの意見もありますが、今後息子さんに関しての情報が入ってきたときにこちらのブログにも追記していこうと思います。
創価学会とは
みなもと太郎さんに関しては検索すると「創価学会」というワードが出てきます。
本当にみなもと太郎さんは創価学会員だったのでしょうか。
wikipwdiaにはみなもと太郎さんと創価学会に関しての記述がありました。
『人類み?んな「十界論」』(第三文明社)では、創価学会員である事を語り、同著含む複数の著書に教義を解説する漫画を書いていたが、解説漫画のために教義を調べるうちに、創価学会や公明党の活動と日蓮宗の教義に矛盾を感じるようになり、現在は創価学会関係の創作は行っていない。
創価学会員だったことは間違いないようですね。
公明党と日蓮宗などに関して矛盾を感じていたとのことですが学会とみなもと太郎さんの距離感はよくわかっておりません。
ネットの反応
ネット上では、みなもと太郎さんの死去の報道で多くの歴史ファンが悲しんでいるようです。
まさに超大作というべき漫画が未完となりその幕を閉じることになってしまいました。
続編を楽しみにしていたファンは本当に悲しみに暮れているようです。
風雲児たちがとうとう未完となることになりました。昨年から休載が続いていて、とても心配していたのですが、まだ70代前半ですし、復活してくれると思っていました。
幕末の志士をすばらしく描いてくださり、ありがとうございます。
「風雲児たち」は近年もコンスタントに新刊が出ていて、ご高齢でも筆は衰えないままでしたが、未完とは残念です。
関ヶ原の結末が明治維新につながるとの着想はここで得ましたし、幕末を描くのに幕末までなかなか辿り着かない、だがその積み重ねこそ歴史というものなのだと学びました。
全編テンポの良いギャグでありながら、迫真の場面では凄みのある描写でグッと心を掴まれる、抜群の画力と演出力を持った漫画家であったことも記しておきたい。
古びることなくいつまでも読まれ続ける名作でしょう。
良い作品をありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。