こんにちは!Spread Box編集部の日比谷です。
三菱商事で345億円の損失が発生することが発表されました。
子会社の中国籍の社員が不正にトレードをしてこのような巨額の損失を発生させたようです。
この中国人の人物は今年の1月からデリバティブ(金融派生商品)の取引をしていましたが損失がかさんでいったとみられます。
今回は三菱商事の巨額損失事件について取り上げようと思います。
三菱商事の巨額損失を出したのは誰で名前は?
今回の不正取引事件を日本経済新聞などは以下のように報道しております。
出典:日本経済新聞
三菱商事は20日、シンガポールの石油関連子会社で約3億2000万ドル(約345億円)の損失が発生する見込みだと発表した。
現地の中国籍社員が社内規定に違反し、原油先物に関するデリバティブ取引を繰り返し、損失が拡大した。
損失が発生したのは原油・石油製品のトレーディング会社ペトロダイヤモンド・シンガポール(PDS)。
不正な取引をした社員は9月18日付で解雇し、19日付で刑事告訴した。三菱商事は2020年3月期の業績見通しについて「精査中であり、見直しが必要となった場合は速やかに発表する」としている。
原油などの先物に関するトレーディング会社のペトロダイヤモンドシンガポールという会社に所属していた人物が損失を出した模様です。
ペトロダイヤモンドシンガポールは主にアジアやオーストラリアの石油事業に投資していた会社のようです。
その中で石油の先物やデリバティブ取引もあり相場の急変動などによって損失が出てしまったのでしょう。
デリバティブにはオプション取引などがあり損失が巨額に上るものもあります。
これまでも商社だけでなく様々な会社や組織が巨額の損を出しているものです。
今回もこのオプション取引などが引き金となって300億円を超えるロスが発生したものとア考える向きが多いようです。
これらの取引をした人物は中国製ということしか判明しておりませんが三菱商事は告訴などして逮捕に至ればその人間が誰で名前なども公表されるでしょう。
不正商社マントレーダーの顔画像を特定か?
不正をはたらいていた商社マンのトレーダーの顔画像などはまだ公開されておりません。
こちらも三菱商事関係のSNSなどを調査しておりますが現時点では顔写真もありませんので最新の報道があれば追加でアップロードしていきたいと思います。
ネットの反応
今回の出来事を受けて世の中はどのように反応しているのでしょうか?
SNSなどのコメント欄に書かれたユーザーの意見を抜粋したいと思います。
どーりで、 この株だけ 反応が鈍かった訳だ。。
「ダイバーシティ」にやたらと幻想を抱く最近の日本人にはよい警鐘となる事件だな。
入社僅か半年の社員に張れるポジションじゃないです
ポジションを作るときは、相手に与信チェックとかがあり、取引のコンファメーションが管理部門に来るので基本は絶対にわかります
取引相手が確認手続きを無視したか管理部門のスタッフと組まないと出来ません三菱商事とあろうものが、こんな不始末を許すとは!
シンガポール店のリスク管理担当は何をしてたのか?
3月決算のポジションチェックはどうやってたのか?
本当にこれだけかね。全社的な調査をした方がいい。大和銀行はニュ-ヨ-ク支店で1000億円以上の損失が発覚して結局破たんした。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
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